「LA→NY→パリ→ローマ→ヘルシンキ」ナイト・オン・ザ・プラネット 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
LA→NY→パリ→ローマ→ヘルシンキ
5つの都市を夜走るタクシー🚕内の奇妙な出来事
気の利いた小咄が5つでした。
★配役にハッとする!!
★音楽が洒落てて印象に残る!!
★5つの都市の夜の風景がすごく良い!!
1話のタクシードライバーはメチャキュートなウィノナ・ライダー。
キャスティング・プロデューサーのジーナ・ローランズに、
「あなたスターにならない?」と言われて、
自分の夢は修理工が夢だから、
と断る。
小娘ドライバーのプロ意識の高さに、若者を見直す。
2話のニューヨーク。ブルックリン橋のイルミネーションに見惚れる。
3話の客は若い女で盲人。
演じているのは、「ペディブルー/愛と激情の日々」のミューズ、
ベアトリス・ダル。
白目を剥いての怪演・・・やりすぎるところがダルらしいね。
4話のドライバーはロベルト・ベニーニ。
客の神父の体調不良にも気づかず、バカ話を喋り倒して、
神父さんが死んでしまう話し。
毒舌とはこのことか?
5話は凍てついたヘルシンキのタクシー。
呑み潰れた友達の不幸話を聞いたドライバーは、
その上を行く不幸話を聞かせる。
そして長い夜はヘルシンキで薄明るくなっているのだった。
夜が明けた
新しい一日が始まる、
今日は良い日に!!
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