「けっこうよかった」ナイト・オン・ザ・プラネット 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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ジム・ジャームッシュ監督のオフビートなのが苦手で以前見た時もつまらなかった印象があるのだが、こっちも年をとったし理解できるだろうかと恐る恐る、多分初めてスクリーンで見る。永瀬正敏と工藤夕貴はどのエピソードで出るのだろうと思っていたら最後まで出ず、それは『ミステリートレイン』だ。以前にレンタルビデオで見たような気がしていたが初めてだったかもしれない。東ドイツ人のドライバーがアクセルとブレーキを交互に踏むような運転は見覚えがあるから、見ているのかもしれない。しかしほぼ全部きれいに忘れていて新鮮な気持ちで見た。
特に、オフビートではなく全体的に面白い。どんどん寒そうになる。女性は皆、媚びないタイプで不愛想だ。黒人の妹もめくらの白人もどっちも気が強い。ウィノナ・ライダーがすごく魅力的で、彼女も気が強い。まさか後に万引きの常習者で裁判にかけられる未来が訪れるとは思いもしなかった。
運転は好きなので、転職を考えるとドライバーが候補にあがるが、お客さんとのふれあいには自信が持てない。ストレスが強い仕事だ。
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