「原点にして、頂点…ではさすがになかったが」ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
原点にして、頂点…ではさすがになかったが
ご存じロメロ御大による、「人を襲うゾンビ」の始祖鳥。
ゾンビ映画の基本は本作の時点でほぼ確立されていて、それゆえ「分かりきってる」展開も多いのですが、それもまた「原点に触れている」感が増して個人的にはヨシ。
また、まだ特殊メイクとかが未発達な分、かえって「ご近所のご遺体がそのまま動いてる」感じがして結構新鮮でした。
あと、元祖ゾンビ、結構機敏なんですね…
まぁ55年近く昔の映画ですし、展開の間延び感や時系列のおかしさ、全体的な古臭さとかはどうしても拭えませんが、やはりホラー好きとしてはおさえといて損はない一本かなと。
コメントする