突撃隊のレビュー・感想・評価
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『コンバット』の方が面白い
コンバットは小学生になる前から、見ていた。たから『コンバット』でいつも聞いていたバックミュージック(コンバットマーチではない)と思った。テレビシリーズは1962年から始まるので、この映画はパイロットフィルムと感じてしまう程、『コンバット』に似ている。察するに、マックイーンやイーストウッドはテレビ出身。俳優の価値もそう見られていたはずだ。だから、ドン・シーゲル監督も同じ穴のムジナなのだろう。テレビを意識したこんな映画が作られてしまったと思う。だから『コンバット』の方が面白い。
マックイーンの大ファン、彼の映画は全部観たい そのような方でない限り観る値打ちはない
1958年から始まったテレビシリーズの「拳銃無宿」で初めて主演し、プチブレイク
1960年の公開の大ヒット作「荒野の七人」に抜擢
1961年は「ガールハント」で映画初主演
1962年6月、本作公開
その年の9月には英国映画「戦う翼」公開
翌1963年7月「大脱走」公開
スティーブ・マックイーンはこの大脱走で大ブレイクしてスーパースターになる
時系列はこうなる
さて、本作
全くつまらない
マックイーンの魅力は何も発揮されていない
お話もつまらない
ジェームズ・コバーンも脇役で出演しているが、これも全く魅力を引き出せていない
監督はドン・シーゲルなのに、ここまで酷いとはと疑問に思ったら、ピンチヒッターでメガホンを取ったとのこと
初めは原作者が脚本も、製作、監督までしていたが、マックイーンとぶつかりって降板したという
こんなつまらない映画あるかよ!と多分マックイーンなら俺は降りると揉めた末に映画会社の取りなしでこういうことになったのだろう
マックイーンの大ファン、彼の映画は全部み観たい
そのような方でない限り観る値打ちはない
マックイーンの追い詰められたヒロイズム
僅か5人の分隊がドイツ軍と対戦する戦争アクション映画で、前半がTVドラマ「コンバット」を連想させる。ポーランド人が兵隊に加わり、ジープで移動中の記録係も加わるまでは、前線の緊張感はない。後半は中隊が参加して激しい戦闘シーンの連続でたたみかけるも、実写の記録フィルムをインサート使用して迫力が削がれる。スティーブ・マックイーンは、アフリカで活躍したが素行に問題があるアウトローの設定で、充分役柄を演じている。マックイーンが主演でなければ、映画そのものの魅力も大部落ちたと思える脚本だ。上官の命令に背き突撃を強行して仲間二人を失うことから、軍法会議の処分を告げられる。その翌朝先頭を切って突撃するマックイーンは、負傷しても敵のトーチカに爆弾もろとも身を投じ犠牲となる。軍内部の組織力と一兵士のヒロイズムを描くが、まとめきれずに終わる。このような戦闘の集積が戦争なのかも知れないが、主題が解らない。
歩兵戦の断片描写
戦車も野戦砲もなく数日とは言えたった6名の歩兵で前線を死守する無謀な作戦、原作・脚本のロバート・ピロッシュは軍曹として従軍した経験があるので映画同様に理不尽な命令下で死線を彷徨ったのだろう。映画ははみ出し者の補充兵リース(スティーブ・マックィーン)の屈折ぶりと蛮勇にスポットを当てているので戦線の全体像が掴めず単に不毛な消耗戦の断片にしか見えません。従軍経験者の多くが生存していた公開当時のアメリカでは断片でも共感を得るのに十分だったのでしょう。
とてもよかった
最前線で、たった6人で陣地を守らされるのが面白い。なんとか人数がバレないように、大部隊であるかのように思わせる策をめぐらせ、敵の盗聴マイクを逆用する。たった6人なのにどんどん人数が減っていくのがつらい。
戦闘シーンが地味にすぎる。あまりに古すぎるので致し方ないものの、や...
戦闘シーンが地味にすぎる。あまりに古すぎるので致し方ないものの、やはり飽きが来てしまう。
戦争経験者なら理解できるのかもしれない。
マックイーンファンならどうぞ。
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