劇場公開日 1983年4月23日

「【以前、観賞した時は面白きコメディー。今観ると、#Mee Tooの発祥作品であり、当時の男尊女卑映画界を揶揄した映画に見えてしまった作品。】」トッツィー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【以前、観賞した時は面白きコメディー。今観ると、#Mee Tooの発祥作品であり、当時の男尊女卑映画界を揶揄した映画に見えてしまった作品。】

2022年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

楽しい

知的

幸せ

ー 初鑑賞時は、主人公の役者への想いが強い余り、2年失業状態のマイケル・ドーシー&女優ドロシー・マイケルズを演じたダスティン・ホフマンの女装演技に魅入られた作品。ー

・マイケルが、シングルマザーで頑張る女優ジュリー(ジェシカ・ラング)に、心惹かれていく様。けれど、彼はジュリーの父から惚れられてしまい・・。

・ディレクターのロンは、今観ると、#Mee Too運動のきっかけになった、ハーヴェイ・ワインスタインを想起させるよねえ。あのセクハラ発言満載の言動、行動。

・マイケルを何だかんだ言いながら支えるジェフを演じるビル・マーレイの姿も嬉しい。
ー 初鑑賞時には、ビル・マーレイと言う俳優自体を知らなかったが、今でも現役でバリバリ活動する(直近では、”ゴースト・バスターズ/アフターライフ”)彼の姿を見ると、感慨深い。ー

<今、観賞しても一級品のエンターテインメント作品作品である。
 着想の妙。映画界の先を見通したかのような、物語設定も素晴らしき作品である。>

NOBU
talismanさんのコメント
2022年2月11日

おー!懐かしい。もう一度見なくては!

talisman