「【以前、観賞した時は面白きコメディー。今観ると、#Mee Tooの発祥作品であり、当時の男尊女卑映画界を揶揄した映画に見えてしまった作品。】」トッツィー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【以前、観賞した時は面白きコメディー。今観ると、#Mee Tooの発祥作品であり、当時の男尊女卑映画界を揶揄した映画に見えてしまった作品。】
ー 初鑑賞時は、主人公の役者への想いが強い余り、2年失業状態のマイケル・ドーシー&女優ドロシー・マイケルズを演じたダスティン・ホフマンの女装演技に魅入られた作品。ー
・マイケルが、シングルマザーで頑張る女優ジュリー(ジェシカ・ラング)に、心惹かれていく様。けれど、彼はジュリーの父から惚れられてしまい・・。
・ディレクターのロンは、今観ると、#Mee Too運動のきっかけになった、ハーヴェイ・ワインスタインを想起させるよねえ。あのセクハラ発言満載の言動、行動。
・マイケルを何だかんだ言いながら支えるジェフを演じるビル・マーレイの姿も嬉しい。
ー 初鑑賞時には、ビル・マーレイと言う俳優自体を知らなかったが、今でも現役でバリバリ活動する(直近では、”ゴースト・バスターズ/アフターライフ”)彼の姿を見ると、感慨深い。ー
<今、観賞しても一級品のエンターテインメント作品作品である。
着想の妙。映画界の先を見通したかのような、物語設定も素晴らしき作品である。>
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