劇場公開日 1972年4月29日

時計じかけのオレンジのレビュー・感想・評価

全160件中、141~160件目を表示

4.5斬新

2015年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

難しい

まず70年代の作品という事に驚かされる。
小説が元だろうが、キューブリックの世界観が凄すぎる。

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take

5.0のめり込む自分が怖い

2015年3月20日
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70年代の作品なのに、全く古臭くない
始まってから30分ぐらいは、怖いなぁ…、とセックスや暴力を客観的に楽しみながら観ていました。

ところが、途中から主人公のアレックスに感情輸入し始めました。
アレックスは悪くない。
途中で瞬きを忘れるほど彼に夢中になりました。
罪を犯した人間が罰を受けるなんて当たり前ですが、悪をかばっていた自分が後から怖くなりました。
何が善で何が悪なのか、、全くわからない。

こんなに主人公が好きになった映画は、初めてです。
この世に生きているなら、是非、一度観て頂きたい映画です。

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前菜

3.5もう終始衝撃でした

2015年3月18日
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楽しい

興奮

セックスしまくってるわ、悪いことしまくってるわ、、でもなんだか引き込まれていきました。印象が残らないわけがない映画です。

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齧子

5.0私たちは"時計じかけのオレンジ"

2015年3月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

『時計じかけのオレンジ』。このタイトルの意味は……
キューブリック監督に試されている気がしました。人間というものがどれだけ恐ろしいかを、今では考えられないほどストレートに訴えています。
別にホラーというわけではありません。あくまでもブラックコメディです。何が怖いかというと、"観ている自分"なのです。主人公たちが次々に暴力を振るうシーンを観て、それが恐ろしく見えるか、何も感じないか、または楽しく見えるか。私は何も感じませんでした。どちらかと言えば、とても爽快な気分になったのです。『雨に唄えば』を歌いながら老人作家を殴り、その妻を襲う彼らを普通に観ている自分がいるのです。
そう、今の人間は本来もつ邪悪な野心をただ隠しているだけなのです。なぜなら、私たちは"法の下"で生きているからです。その"法"がなくなったら、人間は本性を露わにすると思いませんか?
その象徴が主人公の"アレックス"であって、私たちは彼を通してそれを痛感しなければならなくなります。
劇中、彼は強制的に善にされます。しかしこれは本来の彼ではありません。見た目は彼(オレンジ)でも、中身は別物(時計じかけ)なのです。これが、タイトルの意味だと思います。本質は変えられないのです。
つまり、今の私たちは"時計じかけのオレンジ"そのものなのです。

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ハットコック

4.0カオス。 また観たい。 いや、もう一度観るべき

2015年2月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

カオス。
また観たい。
いや、もう一度観るべき

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aoi shimazaki

4.0一種の中毒性のある映画

2015年1月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

大学の精神福祉の授業で鑑賞。
最初見たときはとても気分が悪くなった。
もう二度と見たくないと思った。しかし印象的な場面がいくつもあり、それらが脳裏に焼きついて「もう一度だけ…」と思ってしまう一種の中毒性も持ち合わせている。
音楽的な面でも非常に優れており、クラシック等の高尚な音楽と暴力が蔓延する退廃的な世界観とのギャップが非常にアーティスティックであり、この世界観を70年代に映像化しているという事実ひとつとってもキューブリックの異才が垣間見える。

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hayassy

5.0名作

2014年12月4日
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楽しい

興奮

知的

暴力性を、国家が治療によって矯正する、近未来の管理社会を描いた名作。

造形的で静観的なものと、音楽的で激情的なもの。この映画の芸術性は、この両衝動の対立と結合によって生まれたように感じる。

アレックスは、人間社会にはとうてい受け入れられない、反社会的な「悪」。

彼はどういう社会が正しいか、どういう社会が間違っているかという議論はしない。
道徳破壊者である彼からすれば、そういう議論はできない。

ただ、権力側によって洗脳された状態を「病気」だと言っているようだ。元に戻った彼は言う。「完全に治った」と。

人間の自由意志による選択を非常に重視するラスト。善・悪がこの世にある限り、我々は自らの選択の責任を担う以外にない。

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Raspberry

4.0色彩が

2014年12月3日
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知的

物凄くイイ。アレックスの母も含めポップなオープニングや室内、インテリア。以前に観たのは20年前くらいか。雨に唄えばシーンが強烈な印象を残したが今観ると彼らの暴力シーンは前半のみ。それほどでもない。よっぽど園子温監督作のほうがエログロ。台詞は意味不明だがバイオレンスシーン以外は目で見る作品って感じ。初老の彼が出ているギャングスターナンバー1の語り口調はここから来てるのかと改めて思った。

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がい

4.0描写が綺麗

2014年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

1度目は30分でつまらないと感じて止めて
2度目は途中で寝てしまって
3度目にやっと最後まで見る事ができました。
描写、ファッション、色彩がとても綺麗で
観ていて(いい意味で)疲れました。

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タテスジコ

4.5そこまで難解さはないが、容赦ない

2014年10月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

いや〜この時代にこの作品とは恐れ入る。

キューブリック監督の作品は苦手かと思ったが、むしろ好みの監督かもしれない。

テーマとしては暴力でしょう。

快楽のための暴力、更生という暴力、復讐という暴力と暴力がたくさんある。

そして、更生の暴力はなんとも恐ろしい。

自分の好きな曲があんな使われ方するなんて、酷すぎる。

そういう暴力の部分でももう嫌なのにその後も酷い。

復讐の暴力があって、流石に犯罪者とはいえ、可哀想と思えて同情してしまった。

とにかく容赦ない。

しかし、ちょっとした救いは出てきたりして後味は気持ち良い。ハッピーエンドとは言えないのに。

これは今、見ても古臭さは感じないと思う。

美術などのデザインも綺麗でこの作品でスタンリーキューブリック監督の凄さがわかった。

不快になる作品ではありますが、オススメです。

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作品に向き合うゆき平

5.0狂気的

2014年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

今まで見た映画とはひと味ちがう作品だった。
社会批判が多く含まれており、
音声や映像においても多作とは異色の部分が多かった。
表現においては、松本俊夫監督「薔薇の葬式」の
影響が大きいらしいので、そちらも近々観てみたいと思う。

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二階堂

4.0ライティ・ライト!

2014年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

とんでもないホラーショーだ!
ブラックジョークもここまで来ると一種の芸術です…!

監督や脚本の力はもちろん。
主役がマルコム・マクダウェルであったことも本作成功の鍵の一つ。
それだけ彼の演技や容姿は、こんな狂作にでも感情移入できてしまうほど素晴らしかった。
トレインスポッティングも狂ってたけど、こっちの方が狂ってる。
「この映画にまともな人間は登場しない。しかし、現実世界にもまともな人間は登場しないのだ。」
そんなメッセージを突きつけられた気がします。

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かんだい

4.0大人版おとぎ話(・д・)

2014年3月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

自由であると言うことをはき違えて、謙虚さを忘れ、自分の欲のみに忠実に生きた結果、どうなるのかというのを教えてくれる教訓的作品。コスチュームが格好良かったなぁ(笑)(○´∀`○)

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チャリンカーベル

3.0意外と暴力は普通。

2013年12月17日
Androidアプリから投稿

知的

難しい

シティーオブゴッドや闇の列車光の旅を観ちゃうと暴力映像はタルいかもです。ただ家や室内の映像は芸術的で当時はCGが無いのでなんか新鮮でした。さすがです。って感じです。ストーリーは観る人によっては?って残ると思います。起承転結はのぞめません。映像や音楽の素晴らしさは新鮮で観る価値はあります。

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エイジ

5.0超問題作

2013年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

スタンリー・キューブリック監督作品で一番好きです。この映画で印象に残るのは暴力シーンだけだと思います。しかし、ベートーベンが好きだったり、雨に唄えばを歌ったりと中々ユニークな所が素晴らしいです。何十年たった今でも問題作です。

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赤い彗星

3.5『衝撃的』『物議を醸す』

2013年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

観る前からいろいろなレビューをみて、
みるのがとてもこわくてなりませんでした。

でも、やっぱり、気になったら観るべし!
ですね。観てよかったです。

こわい映画、と形容するのも違う気がしますが、
ある意味では正解かもしれない
それよりも、みるのがウンザリという気分になりました。

公開当初、(いまでも?)controvercialな映画といわれるのも納得
またそれもキューブリックの思惑どおり、とかだったら恐怖…

そして衝撃的なストーリーの陰に隠れているようですが、
映像美も見どころ。
奇抜さと細かさそして過激さが同居すると
もはやアートの域に達するようです~

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Ms. Parnassus

4.0レビューじゃ伝えきれない…

2012年7月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

2010/10/06 12:30 見始めたら… なんて、、 オパーィなんだ! オパーィ、そこにもオパーィ! 目まぐるしい程のオパーィに造語?ばかりでいまいち理解できないまま見進めていくと不思議とその世界にはまっていました。 早送り*スロー… 独特の言葉に音楽… 部屋などの小物一つ一つ… みなみチャン的な服来てたおばチャン宅にあった巨大チソーポの置物が一番欲しかったね(笑) 彼ゎ果たしてあの目ん玉飛び出そうな診療法で果たして公正したのか?ラストの不適な笑み、、 私が産まれるより随分前の映画ですが、それを感じさせなぃ!やはり名作ゎ名作だと思う。 最初から最後まで展開の読めない物語。 意味が分からない。それで終わってしまってゎ勿体ない! 好き嫌いハッキリ別れそうな映画ですが、私ゎ好きだったかな。 心に残った言葉はもちろん…インアウト!!ヒャハハ〜♥

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ざっチャン・∀<))★

4.5キューブリックが暴き出す人間の野生的本能

2012年4月15日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

暴力、セックス、モラル、理性、自由放任や全体主義といった社会的構造、あらゆる人間的で不偏の主題に対して強烈に風刺を効かせた傑作。
キューブリックの卓越した映像感覚で紡ぎ出される世の終わりのような退廃した世界は観るものに衝撃を与え、その不偏的世界観と現実世界との同一性を訴える。
また、リアルな暴力描写だがスタイリッシュに描くことで観客に暴力とモラルの一面的客観視を赦さない。
そして、彼は人間の心に存在する非人道的"超暴力"の本能を見逃さない。
言い換えれば、アレックスは全ての人間に存在する野生的本能の体現者であり、人間のモラルと言う欺瞞を暴く"超人間的存在"である。

台詞、音楽、そして大胆さと繊細さを兼ね備えた映像美、映画史に残る一作であることは言うまでもない。

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keita

4.5<Z>指定確実。

2010年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

この映画を見たのは中学校時代。スタンリーキューブリックと言えば、2001年宇宙の旅で有名だが、この作品はボクにとって一番だと言える。
だが、中学生が見るような映画では断じてないと思われる。ストーリーのあらすじを読んでもらってもわかるように、ハッキリ言って悪辣陰惨な話だ。因果応報、自業自得。全ての業は背負った物に伸し掛かるってこと。そんな勉強になる映画。
こんなにも素晴らしく狂った映画を撮れる人は、なかなかいません。
毀誉褒貶かと思われますが、アブノーマルが好きな方にはオススメ。

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欠落の星々

5.0めくるめく暴力世界

2009年3月25日
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

スタンリー・キューブリック監督。

1971年に製作された「近未来SF」の傑作です。

主人公アレックスは仲間達と共に日夜、
残忍な「楽しみ」に興じていたんですが、
ある日、仲間の裏切りで警察に捕まってしまいます。
アレックスは最新の「矯正プログラム」の実験台になるんですが・・・。

暴力的なシーンが多いので全ての人にオススメは出来ませんけど、
今観てもパワフルで凄い作品だと思います。

某曲の歌詞にもあるように、この映画を理解するのはなかなか難しい
と思いますけど(謎笑)一見の価値ありです。

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だいすけ
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