時計じかけのオレンジのレビュー・感想・評価
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そこまで難解さはないが、容赦ない
いや〜この時代にこの作品とは恐れ入る。
キューブリック監督の作品は苦手かと思ったが、むしろ好みの監督かもしれない。
テーマとしては暴力でしょう。
快楽のための暴力、更生という暴力、復讐という暴力と暴力がたくさんある。
そして、更生の暴力はなんとも恐ろしい。
自分の好きな曲があんな使われ方するなんて、酷すぎる。
そういう暴力の部分でももう嫌なのにその後も酷い。
復讐の暴力があって、流石に犯罪者とはいえ、可哀想と思えて同情してしまった。
とにかく容赦ない。
しかし、ちょっとした救いは出てきたりして後味は気持ち良い。ハッピーエンドとは言えないのに。
これは今、見ても古臭さは感じないと思う。
美術などのデザインも綺麗でこの作品でスタンリーキューブリック監督の凄さがわかった。
不快になる作品ではありますが、オススメです。
狂気的
今まで見た映画とはひと味ちがう作品だった。
社会批判が多く含まれており、
音声や映像においても多作とは異色の部分が多かった。
表現においては、松本俊夫監督「薔薇の葬式」の
影響が大きいらしいので、そちらも近々観てみたいと思う。
ライティ・ライト!
とんでもないホラーショーだ!
ブラックジョークもここまで来ると一種の芸術です…!
監督や脚本の力はもちろん。
主役がマルコム・マクダウェルであったことも本作成功の鍵の一つ。
それだけ彼の演技や容姿は、こんな狂作にでも感情移入できてしまうほど素晴らしかった。
トレインスポッティングも狂ってたけど、こっちの方が狂ってる。
「この映画にまともな人間は登場しない。しかし、現実世界にもまともな人間は登場しないのだ。」
そんなメッセージを突きつけられた気がします。
大人版おとぎ話(・д・)
自由であると言うことをはき違えて、謙虚さを忘れ、自分の欲のみに忠実に生きた結果、どうなるのかというのを教えてくれる教訓的作品。コスチュームが格好良かったなぁ(笑)(○´∀`○)
意外と暴力は普通。
シティーオブゴッドや闇の列車光の旅を観ちゃうと暴力映像はタルいかもです。ただ家や室内の映像は芸術的で当時はCGが無いのでなんか新鮮でした。さすがです。って感じです。ストーリーは観る人によっては?って残ると思います。起承転結はのぞめません。映像や音楽の素晴らしさは新鮮で観る価値はあります。
『衝撃的』『物議を醸す』
観る前からいろいろなレビューをみて、
みるのがとてもこわくてなりませんでした。
でも、やっぱり、気になったら観るべし!
ですね。観てよかったです。
こわい映画、と形容するのも違う気がしますが、
ある意味では正解かもしれない
それよりも、みるのがウンザリという気分になりました。
公開当初、(いまでも?)controvercialな映画といわれるのも納得
またそれもキューブリックの思惑どおり、とかだったら恐怖…
そして衝撃的なストーリーの陰に隠れているようですが、
映像美も見どころ。
奇抜さと細かさそして過激さが同居すると
もはやアートの域に達するようです~
レビューじゃ伝えきれない…
2010/10/06 12:30 見始めたら… なんて、、 オパーィなんだ! オパーィ、そこにもオパーィ! 目まぐるしい程のオパーィに造語?ばかりでいまいち理解できないまま見進めていくと不思議とその世界にはまっていました。 早送り*スロー… 独特の言葉に音楽… 部屋などの小物一つ一つ… みなみチャン的な服来てたおばチャン宅にあった巨大チソーポの置物が一番欲しかったね(笑) 彼ゎ果たしてあの目ん玉飛び出そうな診療法で果たして公正したのか?ラストの不適な笑み、、 私が産まれるより随分前の映画ですが、それを感じさせなぃ!やはり名作ゎ名作だと思う。 最初から最後まで展開の読めない物語。 意味が分からない。それで終わってしまってゎ勿体ない! 好き嫌いハッキリ別れそうな映画ですが、私ゎ好きだったかな。 心に残った言葉はもちろん…インアウト!!ヒャハハ〜♥
キューブリックが暴き出す人間の野生的本能
暴力、セックス、モラル、理性、自由放任や全体主義といった社会的構造、あらゆる人間的で不偏の主題に対して強烈に風刺を効かせた傑作。
キューブリックの卓越した映像感覚で紡ぎ出される世の終わりのような退廃した世界は観るものに衝撃を与え、その不偏的世界観と現実世界との同一性を訴える。
また、リアルな暴力描写だがスタイリッシュに描くことで観客に暴力とモラルの一面的客観視を赦さない。
そして、彼は人間の心に存在する非人道的"超暴力"の本能を見逃さない。
言い換えれば、アレックスは全ての人間に存在する野生的本能の体現者であり、人間のモラルと言う欺瞞を暴く"超人間的存在"である。
台詞、音楽、そして大胆さと繊細さを兼ね備えた映像美、映画史に残る一作であることは言うまでもない。
<Z>指定確実。
この映画を見たのは中学校時代。スタンリーキューブリックと言えば、2001年宇宙の旅で有名だが、この作品はボクにとって一番だと言える。
だが、中学生が見るような映画では断じてないと思われる。ストーリーのあらすじを読んでもらってもわかるように、ハッキリ言って悪辣陰惨な話だ。因果応報、自業自得。全ての業は背負った物に伸し掛かるってこと。そんな勉強になる映画。
こんなにも素晴らしく狂った映画を撮れる人は、なかなかいません。
毀誉褒貶かと思われますが、アブノーマルが好きな方にはオススメ。
めくるめく暴力世界
スタンリー・キューブリック監督。
1971年に製作された「近未来SF」の傑作です。
主人公アレックスは仲間達と共に日夜、
残忍な「楽しみ」に興じていたんですが、
ある日、仲間の裏切りで警察に捕まってしまいます。
アレックスは最新の「矯正プログラム」の実験台になるんですが・・・。
暴力的なシーンが多いので全ての人にオススメは出来ませんけど、
今観てもパワフルで凄い作品だと思います。
某曲の歌詞にもあるように、この映画を理解するのはなかなか難しい
と思いますけど(謎笑)一見の価値ありです。
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