時計じかけのオレンジのレビュー・感想・評価
全153件中、141~153件目を表示
そこまで難解さはないが、容赦ない
いや〜この時代にこの作品とは恐れ入る。
キューブリック監督の作品は苦手かと思ったが、むしろ好みの監督かもしれない。
テーマとしては暴力でしょう。
快楽のための暴力、更生という暴力、復讐という暴力と暴力がたくさんある。
そして、更生の暴力はなんとも恐ろしい。
自分の好きな曲があんな使われ方するなんて、酷すぎる。
そういう暴力の部分でももう嫌なのにその後も酷い。
復讐の暴力があって、流石に犯罪者とはいえ、可哀想と思えて同情してしまった。
とにかく容赦ない。
しかし、ちょっとした救いは出てきたりして後味は気持ち良い。ハッピーエンドとは言えないのに。
これは今、見ても古臭さは感じないと思う。
美術などのデザインも綺麗でこの作品でスタンリーキューブリック監督の凄さがわかった。
不快になる作品ではありますが、オススメです。
狂気的
ライティ・ライト!
意外と暴力は普通。
『衝撃的』『物議を醸す』
レビューじゃ伝えきれない…
2010/10/06 12:30 見始めたら… なんて、、 オパーィなんだ! オパーィ、そこにもオパーィ! 目まぐるしい程のオパーィに造語?ばかりでいまいち理解できないまま見進めていくと不思議とその世界にはまっていました。 早送り*スロー… 独特の言葉に音楽… 部屋などの小物一つ一つ… みなみチャン的な服来てたおばチャン宅にあった巨大チソーポの置物が一番欲しかったね(笑) 彼ゎ果たしてあの目ん玉飛び出そうな診療法で果たして公正したのか?ラストの不適な笑み、、 私が産まれるより随分前の映画ですが、それを感じさせなぃ!やはり名作ゎ名作だと思う。 最初から最後まで展開の読めない物語。 意味が分からない。それで終わってしまってゎ勿体ない! 好き嫌いハッキリ別れそうな映画ですが、私ゎ好きだったかな。 心に残った言葉はもちろん…インアウト!!ヒャハハ〜♥
キューブリックが暴き出す人間の野生的本能
暴力、セックス、モラル、理性、自由放任や全体主義といった社会的構造、あらゆる人間的で不偏の主題に対して強烈に風刺を効かせた傑作。
キューブリックの卓越した映像感覚で紡ぎ出される世の終わりのような退廃した世界は観るものに衝撃を与え、その不偏的世界観と現実世界との同一性を訴える。
また、リアルな暴力描写だがスタイリッシュに描くことで観客に暴力とモラルの一面的客観視を赦さない。
そして、彼は人間の心に存在する非人道的"超暴力"の本能を見逃さない。
言い換えれば、アレックスは全ての人間に存在する野生的本能の体現者であり、人間のモラルと言う欺瞞を暴く"超人間的存在"である。
台詞、音楽、そして大胆さと繊細さを兼ね備えた映像美、映画史に残る一作であることは言うまでもない。
<Z>指定確実。
めくるめく暴力世界
全153件中、141~153件目を表示