「良い映画」都会のアリス stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
良い映画
『ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも』にて鑑賞。
今回公開される作品群の中で、製作年が一番古く1973年の作品。
人生に半ば絶望しかけてる男と母親に置いて行かれた?捨てられた?少女の旅物語…少女の祖母の家を求めて見知らぬ土地を右往左往…どこかで見たことのあるようなストーリー…(笑)
妙に湿っぽくなることもなく…(母親に捨てられたと思った少女が泣きはしますが)…物語と言うよりも、正に旅する映像が淡々と進んでいきます…。
観た後に、ずっと心に残るような感じがしない…笑
この旅で特に得たものも失ったものも無く…笑…なんかそんな作品でした。
喪失感というか、明るい未来は来ないのかなという、変な漠然とした悲しい気持ちにさせられました。そういう意味では、なんとも不憫な物語の映画でした。
…「こんな映画も観たよ」ぐらいの感想です。
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