「空虚な時間」都会のアリス odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
空虚な時間
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ヴィム・ヴェンダースの世界観はいつも苦悩に満ちている、例によって説明を嫌い、私の映画は考えるのでは無く感じるのだと言いたいのだろう。
まさに主人公のガールフレンドのセリフと同じように「生き方なんて教えられない」に尽きよう。主人公だけでも頼りないし何を考えているのか分からない上に子供を見ず知らずの男に託して母親蒸発とは、なんでいつもややこしくなるのか。救いは主人公が変質者でなくて良かったことくらい、ただ移ろいゆく空虚な時間と言っては言い過ぎでしょうか・・。
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