ディスクロージャーのレビュー・感想・評価
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アクションもカーチェイスもない。 でも十分にハラハラできる!
1994(日本では1995)年公開、アメリカ映画。
【監督】:バリー・レヴィンソン
【脚本】:ポール・アタナシオ
【原作】:マイケル・クライトン〜『ディスクロージャー』
主な配役
【製造部長 トム・サンダース】:マイケル・ダグラス
【トムの上司&元恋人 メレディス・ジョンソン】:デミ・ムーア
【社長 ボブ・ガーヴィン】:ドナルド・サザーランド
【トムの弁護士 フィリップ・ブラックバーン】:ディラン・ベイカー
【トムの味方 ステファニー・カプラン】:ローズマリー・フォーサイス
1.新しい映画だった(わたしにとって)
1995年公開時はスルー。
おそらく3〜4年後にレンタルして初鑑賞。
大いに衝撃を受けた。良い意味で。
英語版wikipediaでは、
「サイコロジカル・スリラー」となっている。
本作がスリラーやサスペンスなのかはよくわからない。
よくまあ、一本の作品に、
◆合併
◆カネ(企業業績や株価、ストックオプション)
◆逆セクハラ
◆悪質なコストダウン(品質改悪)
◆出世競争
◆創成期のVR
巧みに入れ込んだものだ。
しかも、ちゃんとIT系ベンチャー企業の雰囲気も再現している。
繰り返し観たことを覚えている。
(面白かったし、一回ですべてを理解できなかったから笑)
2.キャスティングとストーリー展開がすばらしい
◆マイケル・ダグラス(50歳)
◆デミ・ムーア(32歳)
◆ドナルド・サザーランド(59歳)
みなさん脂が乗り切った演技。
マイケル・ダグラスの役どころは、もうちょい若手でもよかったかも?
しかも、製造部長というより営業部長っぽい(笑)。
もちろん、ダメとは言ってないですよ。
デミ・ムーアは、妖艶さのピークにあったのでは?
まあ、色気が凄い。
女の武器で成り上がった感じがよく表現されていた。
ストーリーについて言えば、
次から次にトラブルが起こり、
味方なのか敵なのか、
黒幕なのかただの駒か、
たまにヒントをくれるのは誰?
観る側を思い切り振り回してくれる。
ビジネスものとは思えないスピーディーな展開。
3.まとめ
くどいようだが、私にとっては衝撃の作品だった。
派手なアクションもないし、カーチェイスもない。
それでも十分にハラハラできる。
リメイク期待!
☆4.5
名優の演技に感服
映画タイトルと内容が一致していないような・・・
上司のハニートラップにかかった主人公の苦闘を描く物語。
マイケル・ダグラスとデミ・ムーアが共演するサスペンスです。序盤にある二人の濡れ場が艶めかしく、正直興奮が収まりません(苦笑)
ストーリー展開も秀逸です。ハニートラップから調停での丁々発止のやり取り。起死回生の証拠による勝利。しかしもう一つの罠が残っていて・・・最後まで飽きさせません。
ただ、全体として浅さを感じてしまいます。
例えば、何故デミ・ムーア達は主人公を失脚させたかったのか?勿論、合併絡みなのは理解出来ますが、それなら終盤には合併は決まっているわけで、失脚を執拗に狙う理由にはならないように思います。
上記の「起死回生」についても、「間違い電話して、通話が切れていなくて、録音が残っていて」なんて証拠では、とてもじゃないですが納得出来ません。
謎の人物からのメールについても、オチはとても弱く感じます。
全体的な設定は良かっただけに、もう一工夫が欲しい作品と感じました。
私的評価は標準です。
DVD200円ゲットシリーズ。やや重い作品が続いたので、ここらで楽...
おうち-131
よく出来た奥さんや。
溢れ出る昭和感なのですが、実際は平成初期の映画でした。
昔ってこんなおもちゃみたいなメールだったのか、ケータイもおもちゃみたいですし、そういう意味でもおもしろい。
ダグラスさん若っ。
デミ・ムーアも若& ちょーきれいやん(私が知ってるのは『チャリエン2』でしたので)。
ですがジャック・バウアーの父ちゃんは全然変わらん歌丸さん現象。
会話もなかなか昭和感でした。
「モッコリこないか?」に軽く衝撃。こーゆうオヤジギャグ的な訳し方するのかぁとか。
時代が変われば言葉の使い方って全然変わる。
ストーリーは、もっとドロドロしてるのかなぁと思っていたら意外とアッサリでした。
もっとダグラスさんが築き上げた地位を落とすのかなぁと(社会的な意味でも、家庭的な意味でも)。
奥さんいい人すぎる。パーティでのシーンで私感心してしまいました。
妻とは、かくあるべき、みたいなのを見せられました。勉強になります。
マイケル・ダグラスのハマり役
マイケル・ダグラスがセクハラされる
マイケル・ダグラスがデミ・ムーアにセクハラされて弁護士に相談するというヘンテコな映画だった。デミ・ムーアの髪形がすごい迫力でそそり立っていておっかなかった。
クライマックスのCGが当時は最先端の表現だったと思うのだが、20年後の今見るととてもしょぼい。
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