天空の城ラピュタのレビュー・感想・評価
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さあ、出かけよう。一切れのパン、ナイフ、ランプ、鞄に詰め込んで
映画「天空の城ラピュタ」(宮崎駿監督)から。
普段、あまりアニメ映画は観ないのだが、
今年(2017)の合唱練習曲が、この映画の主題曲と知って、
「えっ、今頃?、まだ観てないの?」と言われながら、
名作と言われているアニメ作品を観終えた。
「ガリヴァー旅行記」(ジョナサン・スウィフト著)に登場する、
「天空の島、ラピュタ」を題材にしたとあって、
冒険、ワクワク感が溢れた作品だった。
(飛行)石、木の根、空、雲など、自然の素材が大事に描かれ、
実写では得られない、アニメの魅力を満喫できた。
気になる一言に選んだのは、いつでもストーリーが思い浮かぶ、
作品全体を包み込む主題歌「君をのせて」の一節。
「さあ、出かけよう。
一切れのパン、ナイフ、ランプ、鞄に詰め込んで」
冒険は、あまり多くのものを持たず、とにかくすぐ行動すること。
そして「父さんが残した熱い想い、母さんがくれたあのまなざし」を
心の支えとして、一歩踏み出すことの大切さを教えてもらった。
キャッチコピーや主題歌の持つ力を、これからも楽しみたい。
P.S.(敢えて会話を選ぶとすれば)
「おばさん、僕を仲間に入れてくれないか?シータを助けたいんだ」
「甘ったれんじゃないよ、そういうことは、自分の力でやるもんだ」
ジブリ美術館の予習
最高!
天才アニメーター達の仕事ぶりを見よ!
ストレートな冒険譚、なだけでなく
今回初めてワイド画面、ステレオ接続、暗い部屋にて久方ぶりに鑑賞したわけですが。
基本、ジュブナイル向けを意識したお気楽作品だと思うんですが、落下したロボットが覚醒するくだりなんかはホラー的なゾクゾク感があるし、苔むすロボットが醸す物悲しさなんかはたまらんものがあるし、そんな数ある印象的な場面を実にバッチグーな音楽が出過ぎることなく的確に彩ってるわけですな。
専門的なことはわかりませんが、実写映画を含めても教科書的な出来栄えの良さを感じますけど、敢えていうとそこが欠点なのかも。キャラも作品自体も優等生的とでもいいますか。ジュブナイル作品を感じさせる所以でもありますが。
自分が汚れちまったのかもしれませんが以前よりムスカが悪いヤツに思えなかったんでありますよ。歴史上ムスカより酷いのがリアルにいっぱいいたのを知ってしまったし今だってひとたび踏み外したらどこのだれが大量殺人鬼になるかわからないのが現実。
ん~、なにを言ってるのかわからなくなってきた...
名言いっぱい
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