「ようやく観れた🥹」天空の城ラピュタ 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
ようやく観れた🥹
昨日(2025/08/13)、渡航先であるタイのバンコクで、宿泊しているホテルのWi-Fiを使って予め保存して、観光先へ向かう途中の車内で、スマホで観ました。
タイではジブリ作品がネトフリで観られるんですね。観たかったジブリ映画が大体全部揃っていたので、片っ端からダウンロードしておきました。オリジナルである日本国内で観られないのは、あまりにも意味不明ですよね。
さて、久方ぶりに観たラピュタですが、アニメとしては少し長めの2時間弱の尺でありながら、無駄を感じさせないストーリー展開で、魅力的な登場人物、久石譲の美しい音楽、繊細な表現、派手なエフェクト、適度に緩めてくれるユーモアなど、どこをつまんで見ても最高の域でした👍👍
冒頭、飛行船から落下したシータの胸元で青く光りはじめる飛行石の輝きに魅せられ、地下から炭鉱エレベーターで地上に帰還した煤けた炭鉱夫達、飛行石を執拗に追うドーラ一家、親方の筋肉自慢、若いのに逞しく腕組みでドアの前に立ち塞がる親方の奥さん、乱暴な運転で線路を壊していく自動車、助けてくれるはずの政府の不穏な動きなど、魅力的な場面は書き落とし始めるとキリがありません😅
この作品に登場する女は軒並み魅力に溢れ、中でもドーラママの魅力は、抜きん出ていました😍めっちゃせっかちだけど、頭の回転が早く、パワフルで厳しいけど、芯の部分はめちゃ優しいババア(なんと50歳!)に心底惚れてしまいました(笑)ドーラママに比べたら、ゴンドアのシータなんて目じゃありません🤥
ロボット兵の復活、基地の焦土化、シータを守るロボット兵、ロボット兵の破壊、飛行石の紛失、それを拾うムスカ大佐、天空の城へ向かうも竜の巣に阻まれ乱気流にパズーとシータの凧がちぎられ、運良くラピュタの陸地に落下。これらの場面も最高でしたが、パズーとシータが飛行船の監視中、野暮はせず会話を静かに聴くドーラママが、サイコーにイカしてました😍
テレビを観なくなり、団欒の肴に配信を利用し始め、もう10年以上になり、ジブリ視聴が皆無になった身としては、バンコクでのジブリ作品との再会は嬉しいサプライズになりました。
他のジブリ作品もダウンロードしたので、滞在中に観れたら全て観ようと思います。