劇場公開日 2024年2月16日

テルマ&ルイーズのレビュー・感想・評価

全126件中、41~60件目を表示

4.5この時代に先取り

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

女性の人権など最近は当たり前の世の中でこの時代に先取りで、弱いからこそ犯罪をしてしまう構図が痛々しい。しかし強く生きる事はどんな人間でも許された権利であり求めるべき事。
この映画を映画館で観れて本当に良かった。
名作を映画館で観る、当たり前のことが出来ていないサブスクの時代だからこそ映画館で。

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ルイ

4.5性被害

2024年2月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

知的

セクシャルハラスメントのオンパレード

女を怒らせたらコワいのだ(汗)

ラストの終わり方がイイ
まさか泣くなんて思わなかった

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H1DE!

4.0マリオ&ルイージ

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

恋人や旦那から忘れて楽しいバカンスを過ごすはずだった二人
とんだバカンスになってしまう、ちょっと激しいロードムービー
昭和時代のアメリカ映画で、今の時代では考えられないことが当たり前
途中事件を起こしてしまい、逃げるように車を走らせて映画は進む
ブラピが中盤出てくるが引き締まった体がカッコイイ
いろいろな騒動を巻き起こす二人だが、とても陽気で魅力的
開き直った女性は強いですね
最後のシーンはあえて映さないけど、知らないほうがいいのかな

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かちかち

5.0映画監督の旬は50代まで…

2024年2月24日
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鑑賞方法:映画館

と言ったら怒る人多いだろうなぁ。
でもホントそう思う。 表現者としての勢いは枯れた味や過ぎた経験を遥かに凌駕するものだ。 それを見事に具現化している本作。
エイリアンと並ぶR.スコットの代表作に仕立て上げた俳優陣も見事。

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すったもんだだよ

5.0ハッピーエンドではないのに清々しいラスト

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

最近、過去の名作が4Kでリバイバル上映されることが多く、それが好きな映画だと喜々として観に行ってしまいます。
もう30年も前の映画だなんて。
いい映画は色褪せないのですね。

ロードムービーと呼ばれる類の映画はたくさんありますが、
その中で名作のひとつに数えてもいいくらいの作品。

テルマとルイーズは
週末のドライブ旅行に出かけるだけのはずだったのに、
事件に巻き込まれ、
雪だるま式に犯罪を重ねつつの逃亡の旅に…

砂埃を立てながら2人が走り抜けるアメリカ西部の風景が美しい。
ふつうの暮らしを送っていた2人の顔がどんどんワイルドになって
気づけばその風景に溶け込んでいました。
あらためて観ると、
もう後戻りできなくなってしまったふたりの心境に共感します。
映画は変わらないのに
自分が年齢を重ねたことで理解できることが多くなるのも
リバイバル上映の醍醐味。

なんとこの映画には、
ブレイクする前のブラッド・ピットが出ています。それもクズ男役で😅

私はブラピより、
犯罪を重ねる前にふたりを逮捕して何とか助けようとする刑事役のハーベイ・カイテルが好き。

けしてハッピーエンドではないのに、2人が選んだラストは
まぎれもなく清々しいハッピーエンドなのでした。

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ruriruri1515

4.5リドリー・スコットのディスカバー・アメリカ

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

イギリス人のリドリー・スコットが撮ったクラシックスタイルのアメリカン・ニューシネマ。

王道にして傑作。

30年程前に「当時のテレビ」でズタズタにカットされたものを観たきりだったので、スコット自身が監修した4Kレストア版での再会は本当に贅沢。

てか、シネマスコープだったのですね。センチュリーシネマのシネスコサイズのスクリーンが威力を発揮した。

そう、ここに在るのはアメリカ🇺🇸の大地の絶景。

ヴェンダースの「パリ、テキサス」を思わずにはいられないディスカバー・アメリカ感が異国の自分にはたまらん。

それにしてもジーナ・デイヴィス💕
あまりにも無防備だった。
好きだった。

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エロくそチキン2

5.0人生における〝覚悟の総量〟について

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

〝多元的無知〟という概念があります。

たとえば残業が常態化している職場。
全員が早く帰りたいと思っているにもかかわらず、「自分以外の他の人はそんなこと思っていないだろう」と思い込み、自分も残業しなければいけないと思い込む。

今であれば、男性の育休が取りづらい職場。
自分は、奥さまのためにも、幼な子とのスキンシップのためにも取りたいと思っているのに、「出世を諦めたな」と周りは思うはず、とか、上司の人事評価にとってはマイナスになるはずだ、という感じで、みんながそう思ってると勝手に思い込み、育休取得に踏み切れない。

女性にとっては、レイプやセクシャルハラスメントを巡る事後の対応については、今なお決して〝多元的無知〟ではなくて、不安に思うことのほうが正しいという現実がある。

正当な告発自体を躊躇う事例はあとを絶たない。或いは告発してもなお、〝女性にも責任がある〟的な攻撃を受ける覚悟をしなければならない。

仮に、性的な被害を受けた女性が目の前にいた時、そして彼女が告発を躊躇っていた時。

もうそんな思い込みで躊躇う必要はない。
社会(みんな)の意識は明らかに変わったよ。
それらのことは多元的無知なんだよ。

などということを、少なくとも私は言えない。
言えるのは、せいぜい『世の中の意識を変えるためにも、勇気と覚悟を持って告発して欲しい』というくらいのことだ。
勇気を強いられ覚悟をしなければならないのは、ほとんどの場合、女性の側なのだと思う。

映画的にはワイスピの多彩かつ派手なアクションとは異なる〝深み〟を纏うという意味で、最高のカーダイブ。
製作から30年以上経った今日的な観点からは、ジェンダー平等の実態に対しての強烈な叱咤激励だと思います。

就職、結婚、産休、育休、復帰…
〝覚悟〟しなければならない頻度と回数、判断するまでの時間。

人生における〝覚悟の総量〟は圧倒的に女性のほうが多いということを、男性はしっかりと〝覚悟をもって〟認識しなければならない。

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グレシャムの法則

4.024-025

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

4Kレストア版を鑑賞。
女性2人が友情と逃避行の中で、
現実らの脱却、自我を解放する物語。

テルマ、ルイーズ、
2人の魅力的な姿に言葉に、釘付けです😁

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佐阪航

4.0元気出ました!

2024年2月21日
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鑑賞方法:VOD

 女性二人でメキシコへ逃亡するクライムロードムービーという興味津々の設定の中、個性派俳優が数々のエピソードを繰り広げていく。個人的にはロッキーホラーショーで強烈なインパクトを残したスーザン・サランドン。スコセッシ映画の常連で唯一無二の存在感を醸しだすハーベイ・カイテルが圧巻。そして色気むんむんの駆け出しのころのブラッド・ピット。そりゃ人気でるわなー。
 スリルありーのバイオレンスありーのセックスありーの純愛ありーのそしてその結末は・・・どう受け止めるかは観る者に委ねられる。アメリカンニューシネマの醍醐味とそれへのオマージュが満載のこの作品。若い頃、アメリカンニューシネマに傾倒しアメリカに思いをはせた私にとっては今観ても堪らない。元気出ました!

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おまつ

4.0こうゆう名作をもっともっとリバイバル上映して欲しいです🙏

2024年2月20日
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笑える

'90年代版 女2人組 明日に向って撃て!、私たちに明日はない😆
映画って本当に素晴らしい❤️こうゆう名作をもっともっとリバイバル上映して欲しいです🙏求む名画座、復活🎶

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タモン

2.0キャシディ&キッド

2024年2月20日
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見ている間に「明日に向って撃て!」が頭から離れなくなりました。逆バージョンで、特に新鮮味を感じませんでした。

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aki007

3.5アメリカン・ニューシネマのテイスト

2024年2月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

監督があのサー・リドリー・スコットって聞いて頭に浮かぶ後年の代表的作品群とはずいぶんテイストが異なる。製作時期は異なるが「明日に向かって撃て」とか「俺たちに明日はない」みたいな、往年のアメリカン・ニューシネマ的な味わいの映画だった。

正当防衛みたいな最初の犯罪現場から逃げてしまったため、雪玉式(ルイーズが「もうSnow ballよ」って言ってた。雪だるまだと転がらないからね)に二人は次々に犯罪を重ねていくはめにというクライムロードムービー。

姉御肌のルイーズと気弱なテルマのふたりだが、逃避行中のある事件を契機にテルマがフッ切れて主導権を握りだすふたりの関係性の変化が面白い。あと、結構現代的な女性問題を内包している。

ハーヴェイ・カイテル演じる、べらんめえな刑事が事件の背景にあるルイーズの過去を知って、なんとか二人を無事に保護しようと最後まで努力する描写で「あ、こいつ結構マジメなデカなんだ」と見直した(先日観た「バッド・ルーテナント」の悪影響か)

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ばとー

4.0期待度○鑑賞後の満足度○ 前半は物足りないが後半で盛り返す。演出の切れは『エイリアン』『ブレードランナー』には及ばず。今の目で観ると女性像がやや古い、当時では此れが限界だったのかな。

2024年2月18日
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もーさん

5.0今見ても良い作品

2024年2月18日
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今年72本目(合計1,164本目/今月(2024年2月度)25本目)。
(ひとつ前の作品「神さま待って!お花が咲くから」、次の作品「獣手」)

 この映画、大手の映画館でさえ「当館は2K上映です」が多かったです(リマスター版という観点では変わらない)。

 古い時代のリマスター上映、今でいえばシスターフッドあるいは男女同権思想に属する映画だとは言えます。
ただ、この点に関して(特に男女同権思想に関して)強くメッセージ性がある映画ではなく(政治的なメッセージが少ない)、誰が見ても概ね楽しめる作品に仕上がっています。

 今週(2月3週)は極端に放映数が少ないのでリマスター版といっても上位にきそうな気がします(というより、ハイキューが1日24回放映とか無茶苦茶)。放映当時の性質上、やや配慮を欠くかなという部分はありますが、仕方のない範囲でしょう。

 ストーリーに関してはここでかなり触れられているほか、VODほかでかなり手軽に課金で見ることができる事情もあるので、あまりあれもこれも書くのはよくないのかなといったところです。

 ロードムービーでありながら、男女同権思想ほか(あるいはシスターフッドほか)に関しても絡めて描かれており好印象であったところで、当時このレベルの放映がされていたことにびっくりです。

 採点上とくに気になる点はないので(字幕について「配慮を欠く部分はあるが現在を尊重している、等)フルスコアにしています。
あまり感想を書いていませんが、VODで見られる作品は「映画館に足を運ぶ」というアクティブな行為よりもより「意図しないネタバレ」が生じるといった事情です。

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yukispica

4.5色褪せないエンタメ性と社会性

2024年2月18日
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名作と呼ばれる本作。なぜか観る機会がないままこの歳になってしまった。リドリー・スコット監督だし、好きなジャンルのロードムービーだしで今回鑑賞することに。
若き日のブラピが出演していて、しかもとても魅力的だった。個人的にはチャーリー・セクストンがライブ演奏で出演していることに驚いた。しかもめっちゃカッコいい。もっと売れてよかったよな。
映像や話の展開が若干古臭い感じなのは仕方ないが、それでも十分に楽しめる。この時代にテルマとルイーズの受けている(いた)苦痛や閉塞感をこんな形で表現していたことにも驚いた。女性が人生を切り拓いたり、日々の生活に喜びを見出そうとすることの尊さをスクリーンからこれでもかとアピールされた気がする。だから、テルマの変わりようが素晴らしかった。メイクや髪型もあるが、後半はそもそも表情がまるで違っていてとても美しかった。なんて魅力的な2人。
女性の友情で人生が変わる話は心にささる。だから余計にあの終わり方が少しさみしい。いや、ああいう終わりだからこそ名作として多くの人の心に残ったのだろう。今さらだが観ることができてよかった。

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kenshuchu

4.5裁かれない罪に立ち向かった、彼女たちが得る自由

2024年2月17日
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mami

5.0とても面白かった

2024年2月17日
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作られた時代を考えると凄い。メジャー大作でかつチャレンジングであるという。
周りの環境にがんじがらめだったテルマが覚醒したことで、心が揺れ動いていたルイーズの腹が据わる。
道行きが進むにつれて、関係性も拮抗していく二人を追っていくわけだが、その手さばきというか、演出の緩急とか演技の素晴らしさとか諸々の総合力が素晴らしく、ラストは大感動。
田舎町のバーとか喫茶店とか、臨場感あるアメリカの風俗描写が面白く、劇場の大画面で見ればこそ、と思った。
そこから終盤、大自然を疾走する抽象的な背景へと変貌し、二人の心象にクローズアップしていく感じがとても良かった。

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どんぐり

4.0I feel awake

2024年2月16日
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鑑賞方法:映画館

序盤のテルマのあの鈍くささ、生まれた街で死んでいくような、これまで生きてきた世界の狭さゆえ、という感じ。(うちの親を想起。)抑圧されたエネルギーの開放の仕方が分からない(極端に触れる)のも同じで、『哀れなるものたち』のベラみたいと思った。/映像がかっこいいからこそ、ある種の無茶が映画作品として昇華される。/主役二人はもちろん、ハーヴェイ・カイテルがいい。

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ouosou

5.0女性解放

2024年2月4日
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泣ける

怖い

興奮

テルマ(ジーナ・デイビス)は結婚していて専業主婦、子供はいない。
ルイーズ(スーザン・サランドン)は独身でウエイトレスをしていて恋人がいる。
二人は親友でキャンプに行くことにするが、途中で寄った店でテルマがレイプされそうになり、ルイーズは男を撃ち殺してしまう。
二人は逃げ出すが、途中で出会った胡散臭い若者に・・・。
公開当時は、あのアメリカでも、と思ったが、ラストは女性解放の象徴か。

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いやよセブン

4.5引き返せない逃避行

2024年1月10日
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悲しい

興奮

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sankou