キサラギのレビュー・感想・評価
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あんたのHNはなんでオダ・ユージなんだ?共演してたから?でも、嫌いなんだ・・・
面白い脚本!まるで三谷幸喜の舞台劇を観ているような錯覚にも陥ってしまう。自殺したアイドルが実は他殺だった、事故だったと、二転三転する展開はまるで裁判劇のようなスリル。それに個性豊かな5人の俳優によって織り成される、漫才のようなコミカルなツッコミが満載でした。舞台となるのはあるビルの屋上の小部屋。密室劇として展開します。
設定そのものに奇抜さがあり、グラビアアイドル如月ミキの一周忌にファンサイトの常連がオフ会のごとく集まり追悼会を催すのです。お互い見ず知らずの5人:家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、イチゴ姫(香川照之)。オフ会の楽しさもあるのですが、オダの“礼節”という言葉に故人を悼む場なんだと雰囲気は一転する。
ストーカーの存在、そのストーカーが目撃したモヒカン男、警察の失態、故郷にいる恋人の存在等々・・・次から次へと意外な人物が浮上してくるものだから、清純派のイメージも崩れかかったり、復活したり・・・ファンレターを200通も送ったという小栗旬もたじろぐばかり。デビュー前のプレミア写真や手紙という、ファンの中でも一番のコレクターだった彼も徐々に疎外感を覚えていく過程がとてもよかったりする。
もちろんサプライズでもあるモヒカン頭や巨漢から55kの減量のCG処理。それにコマ撮りにしたコミカルな映像も回想シーンにはピタリと当てはまる。そして、更なるサプライズの展開のために、「偶然なんてものはない」という台詞がプロットそのものを引き締めてくれるのです。もし、真の意味での部外者がいたのなら、それはそれで自然なのだけれども、如月ミキ(酒井加奈子)の実写映像を見る限りでは、これが必然だったのかもしれません。
水泳大会の隠し撮り映像も終わり、エンドロール後にその司会者である宍戸錠の登場。事件は解決し、これ以上詮索しないと誓った5人がまたうんざりさせられる表情がいい。彼が持っていたのはシャレのつもりで鍵(名前が錠だから)?押入れ部屋に閉じ込めた犯人は・・・もういいよ。
軽快な物語
面白くない
舞台版も見てみたい
舞台向き
なかなか練り込まれた展開
疲れたくない夜のつまみに
大作は喜怒哀楽の高低差があり、就寝前の一人飲みのお供としては日を選ぶ。
その点、この作品は気楽に観たい夜には最適で既に何度も借りて観ている。
登場人物は少なく、場面も変わらないため、頭を使わず楽しめるのがいい。
途中途中でコマ送りになる描写が漫画的で、いいスパイスとなり飽きさせない。
内容はB級アイドルの死により集まった男たちの、素人展開の稚拙な推理劇。
全ての情報が後出しであるが故に、くだらなく二転三転する推理にこちらは振り回されるのみ。
だが、その身勝手なくだらなさが面白い。
むしろそれを楽しめなければ、これを観る意味がない。
形容としてわかりにくいかとも思うが、自分はこれを見るたびに何故か板尾創路を思い出す。
彼の空気感に近い気がするので、板尾好きにはお薦めしたい。
場面転換が皆無ということで、当然この作品はキャラクター重視。
台詞と間の遊びを楽しむ、いわば演劇映画である。
そのためTHE映画を求めるのなら選択肢から外すべき。
わかりやすい設定を与えられた役者陣による、くだらなくも熱意と愛のある喜怒哀楽推理劇を
気楽に気楽に眺め観ながら、1日の疲れをほぐしてみてはどうか。
野郎ばっかりモノクロトーンな密室劇なのに、万華鏡のようにカラフルに...
少し冗長
役者がそろってますね。
これは面白い映画でした! 密室で推理をするのがとてもいい! テンポ...
邦画最高の、密室劇・会話劇。
濃い。
知らなかった
良作。
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