キサラギのレビュー・感想・評価
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邦画最高の、密室劇・会話劇。
密室劇・会話劇としては、邦画最高の水準にあると思います。
題材は全く異なりますが、この類の作品としては、アメリカ映画の『十二人の怒れる男』にも負け劣らないと思います。会話劇としての緊張感・意外性はあの名作を凌駕しているのではないでしょうか。
しかも、娯楽作としても最高。面白い。
しかし、敢えて難点を言わせてもらえば、アイドルの死に対する悲壮感の描き方がもう少し異なれば、笑いと涙を誘える、深い趣になったのでは。
こういう邦画が増えたらな〜
原作の知名度とか作品のスケールとか
俳優の押し売りとかじゃなくて、
純粋に「脚本と演技で勝負した映画」
って感じがすごく好き。
邦画ってこういう勝負の仕方で良いじゃんって思うのはわたしだけ…?
ワンシチュエーションで
テンポ良く展開されるストーリーと
そうきたか!って伏線の張り方に
思わず拍手したくなりました。
あるC級…いやD級?アイドルの
一周忌のためオフ会に集まった男たち。
彼らの際立ったキャラクターと
次々明らかになっていく事実が面白い。
あくまでコメディタッチなのに
ちょっとした謎が散りばめられていて
見る者の好奇心を程良くくすぐります。
コメディだけど、
ちょっとだけシリアスで、
ちょっとだけミステリーで
ちょっとだけ泣ける。
最後には胸のすくラストが待っていて
わああ…濃くていろんな楽しみ方が出来た映画だった…て思えます。
これはね、見て損はないやつ。
俳優陣も手堅く固めた感じで、
アイドルオタクの小栗旬と
個性強すぎおじさんの香川照之が
なかなかイイです(笑)
ほんとは★5にしたいとこだけど、
塚地と香川照之の件が予想できて
しまったのが残念だったので…★4.5
でも面白かったー!
邦画disる人はこれだけでも見てくれ!
濃い。
脚本がリーガルハイの方だということで
最高に面白いです。
とにかく濃くて濃くて濃いです。
始めからパズルピースがばらまかれ
自力では2.3割しかはめられません。
次から次へと与えられるピースが
サクサクとはまっていくのは快感です。
@crimson
知らなかった
こんな良作があるなんて。
凄く面白いですね、コメディしつつミステリーもとか。
役者もいいですしね。
テンポもいいから非常に見易い。
ノリがポイズンベリーににてるな、と思ったら同じ監督だったw
気楽に見られるしオススメ!
良作。
ワンシチュエーションと次々に変化する展開が、まるで舞台を観ている様な気分になる映画。
最後の星空での回想シーンが5人と死んでしまった如月ミキとの関係や想いが良く表されていて、切なく感動的でした。
如月ミキの下手くそ唄&ダンスと踊る5人はまだアリだけど、宍戸丈は本当にいらないでしょ。そこだけ、くどくて引っ掛かる(しかもラスト)のが残念ですが、良くできた面白い作品でした。
一室で起こる二転三転の真実。
DVDで鑑賞。
今から7~8年前に上映されて、当時は何も興味はなかったんですけど、ネットでちょっとした話題になっていたので、今更ですけど、借りて鑑賞。
舞台は一室のボロい部屋だし、ストーリーはしっかりしてるし、笑えるシーンもあり、時折、スリリングな場面もあったり、登場人物も少ないのにかなり面白かったですねー(^o^)
アイドルの一年忌として集められた5人。
「家元」「安男」「スネーク」「オダ・ユージ」「いちご娘」
たが、オダのある一言がきっかけで、事態が急変します。
アイドルの自殺、様々な伏線、集められた5人の正体が徐々に分かるようになって。。もう・・・二転三転します(笑)
エンディングはいい終わり方ですが、最後のオチが意味がよく分からなかったので、イマイチでした。(^^;
地味な映画ですが、中身はしっかりしてますし、二転三転する内容なので、普通に面白かったです(^-^)v
おもしろい!
古沢良太の脚本とは知らずにみたけど、やっぱりしっかりとした伏線回収がされていて見ていて楽しかった。かんがえついてしまうような場面もあったが、それも込みであり!
コミカルな実力派俳優たちによる物語に終始笑ってました。一見の価値ありかと!
素晴らしいどんでん返し
初めて見たときは、途中まで観て止めてしまった。なんというかミステリー好きの自分には合わなかった。でも、映画レビューサイトでの色々なレビューをみて再度観てみることに。結果、素晴らしいどんでん返しでした。
部屋の中で男達がただただ話すだけのプロットでこんなにも面白くどんでん返しが決まるとは驚きです。
テンポがいい。
はっきり言ってリアリティはないです。
人間関係の設定も飽くまでも映画的。
ミステリーとしては強引な展開。
場面は終始同じ部屋。
登場人物はほとんど5人のみ。
なのに、テンポがいい。
飽きない。
キャラクターが憎めない。
楽しい。
二時間あっという間。
観て損はないです。
秀逸!
面白かったです。
全ての言葉に無駄がなく、テンポよくストーリーが進んでいきます。
真剣に見なきゃいけない!と、いうより
勝手に引き込まれていく映画でした。
しかも、ちょいちょい笑えます。
レザボアドッグスや、12人の怒れる男のような密室系映画ですがシリアスではなく
日本映画ならではのコミカルさがあり
とっても楽しめました!
本当は満点をつけたいくらいですが、
最後の宍戸錠のシーンは
私的には蛇足かなーと思い☆4です。
音声で楽しめる映画
私が好きな、脚本がうまいと思う作品はゴールまでの納得できるロジックの積み上げがあり、その過程を隠したりミスリードすることで謎解き時に、また見返した時に「あれはこのことか」!とか「確かにそうだった」と感心するもの。
伏線回収にしてもメインのストーリーに必要な形で溶け込んでいる要素が、後に違う意味を持って浮かび上がることでおおっとなるようなものが好みです。
本作は見返すと不自然さが目立ってしまい(例えば父親とはとても見えない、ゴキブリ追いかけて油まいて手紙を守って死ぬ等のイメージがわかないなど)
伏線も謎解きパートに必要となる要素を伏線として無理やりエピソードとして追加したように感じてしまいました。
また映画ならではのという演出もあまりないので舞台で十分のように思います。
映像にすると不自然さが際立つと思うので、
そういう意味では上手いのかも。
アイドルはボクの大切なモノ
一部屋で行われる騙し騙される人間模様にコメディ満載の各キャラが良くマッチしてる。伏線の回収もテンポ良く飽きずに見られた!ただ、終わりはなんだか製作者にしてやられた感がすごい。
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