劇場公開日 2008年11月22日

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1408号室のレビュー・感想・評価

全44件中、41~44件目を表示

2.5その部屋の正体は危険な味でした

2008年11月15日

怖い

興奮

劇場宣伝では、突然クライマックス、
1408号室での戦いのオンパレードで、
何故、そんなことになったのか
この辺のところがわからなかったので、
ただひたすらに怖い映画、
そんな先入観からこの映画を見てしまいましたが、
ちゃんと観てみると、
ジョン・キューザック演じる主人公、マックスは
いわく付の部屋を調べ、
そのネタを仕入れながらオカルト小説を書いている
作家だという事が解りました。
妙に納得です。
このマックス、売れない作家で、
書店での講演会をしても、熱烈なオカルトファン以外は
人もまばら、凄いリアリティを感じちゃいました。

そんな彼にドルフィンホテルから挑戦状が届きます。
1408号室に泊まった人間は全て死んだ、
一時間と持たない、と。
マックスは勇んでその部屋へ乗り込むのですが。

確かに、不思議な現象がおき始めます。
タネは、直ぐに明らかにされるので、
怖さは半減しているはずなのですが、
それでも、
そこは製作者側も力を入れて作っているので
そこそこ、怖いのです。
でも、ステーブン・キングの作品はそれだけじゃありません。
いつも、怖さというコーデングをした人間物語を描いています。

その人間物語の味付けの評価は
人それぞれでしょうが、
今回は私のテイストに合いませんでした。
残念!

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カサキショー

3.5人の悲しみを突く悪意こそが最も怖いのかもしれません

2008年11月13日

泣ける

怖い

12日科学技術館にて試写会。Jキューザックの作品は『アイデンティティー』以来です。(あの作品もサスペンス作品としては秀作、いい映画でした。)本作もなかなかよく出来ています。Sキングの映画の中で興行収入NO.1という触れ込みですが、その宣伝文句に期待しすぎなければ、それなりにホラー映画として楽しめるのではないでしょうか?
ところで、Sキングの映画は何故か、子供の死にまつわる作品が多い気がします。『ペットセメタリー』『スタンドバイミー』『グリーンマイル』も然りです。人の最大の悲しみ・弱みであり、それを容易に受け入れられないものはやはり「子供の死」であり、そこを突かれた人間はダークサイドに陥る・・・それこそが正に恐怖なんだな、とあらためて実感した次第です。

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モウリ

3.0十二分に楽しめるイベントムービー

2008年11月12日

怖い

興奮

オフィシャルサイトには、「『シャイニング』が霞んでみえるほどの一大傑作だ!」なんて記述があるけども、さすがにそれは誇大広告の域を出ない。「シャイニング」を筆頭に、良く出来たホラーは心理的にも追い詰められる恐怖を描いてこそ、ホラーたり得ると思うからだ。そういった意味では、本作は、ひたすら音で観客をビビらせた「リング」に近い気がする。

ただしかし、本作は、劇場にいる間は十二分に楽しめるイベントムービーにしっかりと仕上がっている。特撮を効果的に使った数々の心霊現象の描写は見応えがあるし、畳み掛けるように次々と災難に見舞われる主人公を見守っているだけで、観客はハラハラドキドキできるだろう。

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ダース平太

3.5完璧な再現は期待しないほうが。

2008年11月10日

怖い

知的

去年、海外に行ったとき観た作品です。
個人的にはこの作品の前に作られたスティーブン・キング原作の映画作品に、あまりいい印象が無かったため、観に行くのを少し迷いましたが、俳優たちのネームバリューを信じて足を運びました。
映画はいいテンポで、丁度いい上映時間で作られていると思います。俳優さんたちの演技も見事ですし。しかし、個人的にはやっぱりスティーブン・キングの世界の深さはまだまだだな。。。っていう感じでした。

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