アヒルと鴨のコインロッカーのレビュー・感想・評価
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瑛太の微妙な演技も繋がるどんでん返し
何も知らないでただ勧められて見ました
最初はホントに意味わかんなくて 浜田君と同じくきょどりながら見てました
前半が全て伏線みたいな映画なんで後半で爆発します
前半で邦画ならではのほのぼ 後半でドキドキハラハラ でもきっちり全体を通して伝えたいことが一つしっかり核にあるいい映画
内容の割にフンワリとした邦画好き
ゆるっと観てる間に
伊坂幸太郎は仙台が多いね
心に残る映画でした
音楽でも映画でも絵画でも小説でも
ぱっと目に付きキャッチーですぐに気に入るものと
時間をかければかけるほど
どんどん好きになっていく作品がある。
前者は何度か目にしたり聴いたりするうちに
飽き飽きしてきちゃったりするんだけれど
後者は何度目にしても聴いても新鮮に映る。
たとえば私にとってジョンレノンの音楽がそれに当たります。
そして私にとってこの映画も同様です。
この映画を観たとき確かに良い映画だと思ったけれど
どこか少し荒い気もして単に「いい映画」として観終わりました。
しかし何故だか気持ちのどこかに切なさと共に残っていて
そのうちテレビで二度目をに観る機会があった時には
この映画と中村監督、伊坂幸太郎さんの大ファンになっていました。
これはセンスと感覚の問題です。
これが出来る人たちはそんなにいないと思います。
中村監督と伊坂さんのコンビがこれからもあることを祈っています。
近頃真っ当な日本映画
その独特の文体とユーモアで知られる伊坂幸太郎の小説を映画化した本作は、小説と同様に何とも魅力溢れる作品だった。
気取っている、と一言で片付けるのは簡単だけど、それだけでは片付けられない、抗いがたい魅力が本作にはあった。正直に言えばテンポはあまりよくないし、あまりに演出が優等生過ぎるような気もする。だがしかし、よくぞまあ、あの映像化が難しかったであろう原作を、ここまでの映画に仕上げたなぁ、というのが素直な印象だ。原作のテイストや魅力を理解できないまま、話題性だけで映画化され、死屍累々と並ぶ作品が多い中、本作に限って言えば、近頃真っ当な日本映画だと本当に思った。
なお、中村監督は本作をきっかけに(?)「チームバチスタの栄光」の監督へと抜擢されたが、彼を選んだプロデューサーの見る目は確かだったと思う。メジャーでは自分の思うような作品が撮れず苦労している気がするけど、それでも才能を持った監督であることは間違いないと思うので、中村監督の次回作「ゴールデンスランバー」に期待したいと思う。(「フィッシュストーリー」は未見)あと、監督は違うけど「重力ピエロ」も楽しみだ。
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