「監督・カメラマン視点で映画を観る」劔岳 点の記 yoshinodeboさんの映画レビュー(感想・評価)
監督・カメラマン視点で映画を観る
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大作でした。音楽と山岳自然映像が大作感を盛り上げ、
時代考証もまた、昔の大作感を補足しています。
映画宣伝で『真実の映像』とのことで
映画を観ながら頭の隅では『真実の映像』『CGなし』『撮影苦労』が繰り返され
終始、そのことを納得、確認、想像して見てしまいました
余計なことを考えて見ていた訳で、あまりストーリー集中できなかったかも。
しかしながら、監督・カメラマン視点で考えながら、
映画を観ることを、推奨され新しい体験ではありました。
そして、考えたりしなければ静かめの映像は奇麗だけど
飽きていたかもしれず、宣伝を聞いてからいって良かったと思う。
見所テーマは
※陸軍わがままメンツ重視=実直主人公と対立
※主人公困難を克服し登頂することの意義=仕事への疑問葛藤
※山岳案内人としての、生きザマ、生甲斐、美学
※信仰の宗派対立、息子との距離
※案内人、主人公、それぞれの家族への係わりかた
※陸軍と民間山岳会との初登頂争い
全編通して終始まじめな印象でした。
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