「ルメイに1964年に勲章を授けている。」明日への遺言 チネチッタさんの映画レビュー(感想・評価)
ルメイに1964年に勲章を授けている。
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アナクロ。
日本のナチズムの中枢にいた者の「人となり」を今更美辞麗句に固めても詭弁にしか見えない。
敗戦してもなお、大日本帝国と言う軍事国家を牽引した者たちの多くは「自国の国民を殺した者」は「敵国のアメリカ」と見ている事自体が問題である。アメリカによるどんな攻撃であれ、戦争に降伏しない者への責任は見過ごされていると感じる。何しろ、あのナチスドイツですら考えなかった戦陣訓の大日本帝国ですからね。
まァ、
本当にこんな裁判であったのだろうが、本音は分からない。
映画の冒頭にカーティス・ルメイの話が出てくるが、日本国内閣総理大臣は、ルメイに1964年に勲章を授けている。
大岡さんの小説だからね。
勿論、この主人公の主張は間違っていない。けれども、それならば、ルメイの授与なんかのときに言わなけりゃ。
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