ファンタスティック・フォー 銀河の危機のレビュー・感想・評価
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ファンタスティック!4人の力で地球を守れ!
前作が面白かったんで、当然のように製作された続編です。
なんでも、マーベルコミックの中でも人気のあるシルバーサーファーが出てくるということで、当時は騒がれていた気がします。まぁ、結果的には興行的にあまり成功しなかったのかな。この後は作られなかったから・・・(おまけ映像っぽいのもあったのに)
さて、本作品ですが、マーベルでは定番であるヒーローとしての責任と、人としての幸せの間で揺れ動く苦悩する姿が描かれていると思います。
一般女性の夢である結婚式が潰された時のジェシカがホンッと、かわいそう。
また、シルバーサーファーの登場もなかなか印象深い作りになってます。一見、敵のように見えたんだけど、実は・・・
前作のヴィラン、ドゥームが復活して、共闘となる予想外の展開にドキドキワクワクのストーリーとなってます。
いや~、面白かった。
普通
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星を食らう者に仕える宇宙人・シルバーサーファーが地球を襲う。
が、この宇宙人は自分の星を守るため、主人に脅されながら仕えているだけで、いい奴である。
そしてスーに優しくされたこともあり、
主人もろとも自爆して死亡(実は生きていた?)、地球は守られた。
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こういうヒーロー物のシリーズに期待してはいけないだろうけど、シナリオに繊細さがない。
シルバーサーファーは何で最後に自爆しようと思ったのか?
スーが優しかったから、では説明がつかない。それほど接点があったわけでもないし。
まあそれを期待しないと割り切れば、全体に爽やかで軽快な映画だと思う。
みんなそれぞれ出世したな
この時点では、ジェシカ・アルバ以外はそれほど注目される俳優さんはキャスティングされていなかったのに、今や、マネーメイキング・コスパ世界一のクリス・エバンスや、Doctorモーガンのヨアン・グリフィズなど、意外なメンバーが集結している。
この時点では、出演ギャラも安かったんだろうな。
続編としては不評で、あえなく沈没。ところがリブート版が製作されるという、、、しかも、またコケるという、、、「ハルク」と「F/F」はどうしてもヒットさせたかったんだろうな。マーベルとしては。
シルバー・サーファーも本当なら単体で映画化できるくらいのキャラなのに、非常にもったいない。扱いが雑。
とくに、ザ・シングの着ぐるみキャラは何とかして欲しかった。リブート版は多少ましにはなったものの、やっぱりひどかった。
「スパイダーマン3」のサンドマンといい、「アメイジング・スパイダーマン」のリザードといい、モンスターのクリーチャーが適当な作品はやっぱり、それだけで、作品の格が落ちてしまいます。
前作よりも敵の大きさや派手さも増しておもしろかった。 能力が入れ替...
前作よりも敵の大きさや派手さも増しておもしろかった。
能力が入れ替わってしまったり、シルバーサーファーが登場したりとさくさく展開が変わりわかりやすく楽しめました。
監督さんよォ ※大したネタバレはなし
監督にメンチ切りたくなる映画。
前作よりだいぶ雑になりましたねえ。色んな国を飛び回るし宇宙にも行っちゃうし、細かいことはウルセェ黙ってろとでも言いたげな出来。
当時「美人女優」として演技力は期待されず、実力が伴わないうちに突如有名になってしまい、必死に演技を頑張っていたジェシカ・アルバに対し、本シリーズの監督は「お前は見た目が良いから雇っただけなんだから、演技なんかしようとしなくていい。泣こうとするな。涙なんかCGで付け足せばいいんだから」と言い放ったクソ野郎とのことで、もう何かその時点で高評価なんかつけたくないんですが、Wiki見たらそもそもその後あんま活躍してないみたいですね。
俳優に向かって「演技なんかしなくていい」って、俳優のやる気を著しく削ぐ暴言だし、俳優が演技でやろうとしてるのを止めて「CGで足しときゃ良いよ」なんて言っちゃう監督じゃ、大した作品作れなかったんだろうなあ(ここぞとばかり悪口)。
とはいえ、『ファンタスティック・フォー』といえば当時「アメコミ?何それ?」レベルだった日本でもそこそこ有名になった映画でして、自分も何となく「岩のおじさん可哀想だなぁ」くらいの印象には残ってました。が、世間では『ファンタスティック・フォー』といえばジョニー・ストーム(イケメン)!だったそうで、この役によってジョニー役のクリス・エヴァンスは知名度を急激に上げた…とのこと。
その影響か、続編の今作では4人の中でもジョニーがメインキャラというか、もはやほとんどジョニーの成長物語になっています。
が、正直言ってこのジョニー・ストームというキャラ(とリーダーのゴム人間)、当時からまーーーーーーったく記憶に残っておらず、「ファンタスティック4」ってくらいだから4人いたはずだよな、消える女の人と岩のおじさんと…え、ダレ…?でした。敵キャラすら記憶になし。ジョニーの何がそんなに人気を博したのか…
一緒に見たはずの家族に訊いたら「あぁ、あの皆にいちいち反抗してたヤツ?いたいた。え、覚えてないの?」と言われました。どうやら家族は記憶から抹消されるほどではなかった模様。
映画のジョニーの設定、もう20歳超えてたはずなんですが、確かに何かというと反抗し、逆ギレし、気に入らないことがあるとすぐ飛び出していくただの思春期のガキなんですよね。…と、見返して記憶に(悪い方に)刻まれました。
そんなジョニーは作中でもモテモテモテ男なんですが、現実世界でも大人気だったとのこと。…世の女性はやっぱこういうチャラくさい男が好きなんですか…?別に女性人気だけじゃないのかもしれませんが…キャラが立ってるというのが大事なのかな、やっぱり。
…一番キャラ立ちしてたのは岩のおじさんだろ(小声)。
とにもかくにも、姉のスーとリーダーのリードが結婚することになり、イチャラブこいてるのを見たジョニー、(20代にして)ようやく大人の階段をのぼり始め、「俺はもう大人なんだ!」「俺の人生こんなんで良いのか?」と考え始めます。かなり遅い気付きですが、下半身に脳みそを明け渡したまま青春を走り抜けたタイプのようなので仕方ありません。
で、何やかんやあって大事な姉に何かあっても傍に駆け寄ることも許されなくなり、反抗ばかりしてめんどくせぇ奴だったジョニーは、ようやく普段から人ときちんと向き合うことを考えるようになります。
バトルはシルバーサーファーと呼ばれるダッセェ銀色全身タイツさんが空中サーフィンしながら地球を滅ぼそうとしてくるので、それを撃退しようとするも、真の敵は別にいましたっていうありがちなオチ。
というかシルバーサーファーが割とすぐ悪い奴じゃないとわかるので、オチもクソもない。
なので、バトルシーンはどちらかというとオマケなのかも。
一応アクション映画のカテゴライズだからとりあえずバトルやって体裁整えてるものの、スー役のジェシカ・アルバとジョニー役のクリス・エヴァンスで客を釣って、とりあえずその2人の裸(?)を出しときゃ高評価だろ!みたいなゲス監督の思考が透けて見えるようです(ここぞとばかり悪口)。
俳優の演技、撮り方、映像、どれを取っても微妙で、ラストで日本らしき場所が出てくるんですが、これもテキトーな作り。どこだよそれ?そもそも本当に日本かそれ?
昔のアメリカ映画は、今よりずっとアジア圏の見分けのついてないアメリカ人がテキトーに「日本のイメージ」で作ってたので、酷い出来なのはわかりますが…うーん、それにしても雑。ほんと、どこを取っても「雑」という言葉がふさわしい作品です。
監督の暴言のせいなのか何なのか、俳優の演技ももう、完全に「演技です!」「セリフ喋ってます!」という感じのシーンも多々あり、あまり乗り気でないのが窺えます。何だかなー。あんな暴言吐いといて、イベントではシレ~ッとジェシカ・アルバの腰抱いてやがるんだからまったくこのクズ監督の神経がわからん(ここぞとばかり悪口)。
唯一ストーリー(というか設定というか話の枠組みだけというか…)はまあまあ面白くて、これは前作も同じなんですが、監督が違っていればもっと良い作品になったのではないかなぁと。
とはいえ、リブート版『ファンタスティック・フォー』が2015年に出ていますが、こちらも監督と脚本家が険悪で、まさかの脚本が完成しないままに撮影を始めちゃった作品。
更に、「リブート版なので思い切ってスー&ジョニー姉弟に黒人を起用したい」と申し出た監督はスタジオから猛反対を受け、無理やりスー役を白人にされた挙句、ジョニー役だけでもと黒人俳優を起用したら、殺害予告が届いたり撮影中ずっと強い批判にさらされ続ける等、印象を下げる話ばかりが後を絶たず、興行的にも大失敗という最悪の結果に。
『ファンタスティック・フォー』って呪われてるんですか??
そんな呪われた(?)『ファンタスティック・フォー』ですが、またしても三度目の正直とばかり、今度はMCU版を製作することが決まったそうで、監督はMCU版スパイダーマンシリーズのジョン・ワッツ監督。
製作に入るのは『スパイダーマン』の3作目を作り終えてからではないかといわれており、まだまだ何の予定も決まっていない様子…またコケてもショックを受けないよう、期待値は低めでいっとこ。
1作目を見て面白いと思った人と、クリス・エヴァンスのファンの方々にはお勧めしますが、他は…ただひたすらクォリティーの低いCGとクソガキジョニーの反抗期を見せられますのでご注意。
前作と比べ、ジェシカ・アルバの鼻血の色が違っていた!
鼻血の色の違いからして、やはり強敵のシルバー・サーファー。体育会系のジョニー・ストーム(クリス・エヴァンス)なんて簡単にやられてしまうけど、ピンチを救うためには文系科学オタクのリード(ヨアン・グリフィズ)の力が必要だった。次に奴がどこに現れるかも簡単にわかるし、短時間で簡単にボード分離装置なんて作ってしまう能力。ゴム人間の能力さえかすんでしまうほどでした。
しかし、本当の悪人は前作で死んだはずだったビクターの出現。自身の名誉回復や金持ちになろうとしていた小悪党ぶりから、全世界をしてしまおうと欲望のレベルも上がり、銀色サーフボードを奪ってしまうほどの悪人になってしまいました。「俺より悪いやつがいる・・・」とシルバー・サーファーがつぶやいたかどうかはわかりませんが、地球を破壊しようとする気持ちが揺らいだのはスー(ジェシカ・アルバ)の献身さだけではなかったような気もしてきます。
続編ということで舞台も広がり、世界各国を目まぐるしく飛び回ります。日本、エジプト、イギリス、ドイツ、中国・・・その世界観が広がりすぎて、映像的には雑になってしまった印象も残る。それよりも、ヒーローから普通の人間らしい生活に戻りたいという内面の葛藤や、軍隊による形振り構わぬ攻撃よりも対話による解決が大切だとする内容が良かったように思います。軍の命令に従わなかったところもいい。
スケールアップはしているものの、CGの多用が逆に陳腐なものとなってしまった今作。原作者スタン・リーが自己主張するシーンは笑えたのですが、全体的には笑える部分も少なくなっているし、ラストにはおかしな日本の風景(特に子供たちの衣装)があったためにがっかりしてしまいました。
主役はシルバーサーファー
2007年製作の続編だが、軽いノリや中身は変わらず。
前作で結ばれたリードとスーは結婚の話で持ちきり。
ジョニーとベンはいつもの子供の喧嘩。
でも、いざ危機が来ると一致団結。
何だかんだ言ってやっぱその様は、ヒーローチームとしての魅力がある。
あ、勿論、ジェルカ・アルバのお色気も。「何でいつも私なの?」→あなただからです!
リブート版が羨望するくらい、ヒーローとして世間の人気者の“ファンタスティック・フォー”。
そんな彼らの前に…
何と言っても本作は、シルバーサーファーに尽きる!
宇宙からやって来た謎の異星人。
その名の通り、全身銀ピカ、サーフボードで波乗りをするかのように空を宇宙を超スピードで飛行。
ビジュアルもクール。
何でも、マーベル・コミックのキャラの中でも屈指の人気を誇るとか。そういや昔、『クリムゾン・タイド』でネタにされてたっけ。
彼に触れられたジョニーが仲間の下に戻り、仲間に触れると、能力が入れ替わり。(コミカルなシーンになったけど)
開幕直後、爆発する星から飛び出してきたシルバーサーファー。彼が訪れた星は全て滅んだ。
今度は、地球の番…?
彼は、敵…?
ローレンス・フィッシュバーンの声もまたカッコいい。
ドゥームも再登場。勿論、何も企んでない訳はない。
スケールもそれなりにアップ。宇宙からやって来る本当の“破壊者”は…
危機やアクションなど本作も無難に楽しめるが、それらはほとんどシルバーサーファーの牽引。
だって本当は、○ー○ー。
個人的には、前作より本作の方が好き。日本描写は気になったけど。
『ファンタスティック・フォー』はいずれまたリブートされるのだろうか。
リブート版はシリーズ化は中止、まさか本シリーズの3作目が作られる訳がない。(見てみたいけど)
94年にロジャー・コーマンのプロデュースで最初の映画化があったらしいが、お蔵入り。
ネットで検索して画像見てみたけど、ダッサ…。
でも、それはそれで見てみたい…かも。
マーベル作品恒例、スタン・リーの登場は、数々の出演シーンの中でも傑作の一つだと思う(笑)
無理やりの日本笑
最初はまだいいにせよ
なぜ最後の日本で結婚式?!笑
最後中国で終わったから中国式の挙式なのかなって思ったら日本?!
日本にするなら攻めて白無垢と袴は着ておくれ笑
なんで浴衣きた子供たちがいっぱいいるんだ笑
なんにせよあのシーンの合成感はどこよりもやばい
前作も大した内容ではなかったけどそれなりには楽しめてたのに今作はなんなんだ笑
一番の敵もよくわからないブラックホールみたいのだし
それ倒したのサーファーだし笑
クリエヴァの活躍シーンは多くてよかったです笑
キャプテンのときはムキムキなくらいで雷操れたり、胸から光線出したりしないけど
トーチになったら火だるまになって空飛べるし透明になったり岩になったりゴムになったり笑
笑ったわ
ドルガバのスーツを惜しむトーチもかわいかった
クリエヴァ見たさに見た映画だからまぁいいか
相変わらずお気楽な4人だ
前作からほとんど進化も退化もない、珍しいタイプの続編でしたね。
初見時に見た1はそこそこ印象に残っていたのですが、2の印象がほとんどなかったのは今回見てみて妙に納得、ほとんど1と変わりないから記憶が同化していたみたいでした。
まあでも、他のアメコミ物にはないこのユルさは嫌いではないので、何だかんだで結構楽しんでは見れましたけど。
前回と違うところと言えば、新キャラのシルバーサーファーが出てきたぐらいでしょうか。
まあ小粒感は否めないDr.ドゥームよりは存在感ありましたが、正直ビジュアル面はかなり微妙だったような(苦笑)
アメリカでは人気キャラだそうですが・・・。
ただ地球侵略(滅亡)を企てるその理由は、かなり興味を引かれると言うか感情移入させられた部分はありましたけどね。
しかしその部分をもっと掘り下げてくれれば話にもう一盛り上がりあったのに、相変わらず4人のオチャラケシーンに時間を多く割いてしまったので、全体的には思いのほか盛り上がりに欠けてしまいちょっと残念。
地球滅亡感が、いくらなんでも無さすぎでしょ!
でもこの軽さ、やっぱり嫌いじゃないんだよなぁ。
前作同様子供じみた4人の小競り合い、そしてまたもや大人が考えたとは思えないスーとリードの結婚式騒動、毎度おなじみジェシカ・アルバの素っ裸ネタ、この辺を割愛すればもっとアクション的見せ場も作れるのに、そうしないところがある意味潔いんですよね。
とは言え、早くもリブートされるのは大いに納得、今度は硬派な4人になるのかな?
前作と同じこと
7年前に見た時の感想は「面白いけど勧めるほどではない」だった。
最近になって見直すと、思ってた以上に残念だった。
まず一つ、
リードがサーファーを捕まえる方法を思いついて、それを将軍に伝えるシーンでの会話が、ちょっと安易すぎな気がする。
将軍が「どんな仕組みだ?」って聞くとリードは「磁場を発生させボードと切り離す」と答えるけど、説明が足りないというか、細かい所で手を抜いてるように感じるほどざっくりした設定だった。
磁場を発生させると何がどうなって捕らえられるのかって説明が、もう少しあるだけで説得力も増すし、リードの天才ぶりも際立つ気がする。
しかも、それを聞いて将軍は「網にかかった魚か?」って返すんだけどこれも会話がスムーズ過ぎて、それまで悩んでたシーンは不要なんじゃないかってぐらいあっさりだった。
リードは天才キャラなんだからもっと専門用語を出してまくし立てる感じの方が良かったんじゃないですか、っていうのはでしゃばった発言ですね。
がっかり2つ目。
中盤以降に出てくるチームの専用機があるけど、あれ、見た目がちょっとダサくないか?
分裂して相手を陽動したり囲んだりする、そのギミック自体はかっこいいと思う。
シンプルだし曲線も多めでスマートさはあるんだけど、ジェットコースター3列分みたいでパッとするようなかっこよさは感じなかった。
これはCGのレベルがどうこうって話じゃなくてデザインの問題だと思う。
って不満な所を2つ挙げたけど、それは細かい事であって本当に残念なのは次の問題。
結局ラスボスはサーファーが倒して、チームは何もする事が出来ていない。
これはもう別のヒーローを応援しろっていう事なんですかね。力を合わせてもどうにも出来ない事をどうするか、っていう事は提示してない。
サーファーが原作で人気のキャラだから見せ場を持たせたのかもしれないけど、美味しいとこかなり持ってっちゃってる。
それに比べてチームは前作と同じ敵とまた戦ってて、結局やってる事は前作と同じ。
正体を公表してるヒーローとしての葛藤とか前半で話されてるけど、その問題を解決するようなクライマックスでは無い。
登場人物の悩みは前作を踏まえてだけど、敵が同じだから、ストーリーとバトルの解決が交差しなくてカタルシスが薄い。
でもまぁラスボスがあんなに壮大な敵なら、大体のヒーローはどうにも出来なさそうなレベルだし仕方ない……かも?笑
それでも好きなところはある映画です。
序盤、結婚式の最中にチームが初めてサーファーと遭遇するシーンとか。
サーファーを追うように命令されたジョニーが高級スーツが燃えるのを渋るのが面白かった。結局諦めるジョニーの演技も良かった。
クライマックスの能力全部乗せもかっこいいしグッと来た。
今なら当時のCGは、もう劣って見えてしまう部分もあるし、これは衣装(美術?)の話だけど、ベンの岩肌とかはもうコメディにも見えちゃいそう。
でもこの映画で不満なとこはそこじゃなく、先ほど挙げたようなセリフや物語上の作り込みの甘いところです。
予告編で魅せ過ぎちゃった典型。
開始から睡魔と闘うハメになってしまった。
映画館で予告編流れてる頃から、「これ、予告が一番面白い典型なんだろうな」と思っていたら、案の定・・・。
明らかにヒューマントーチとシルバーサーファーのシークエンスは予告編で全てを魅せた感がありあり。
これをとっちゃうと、もう見せ場は無い。
予告編で散々観ちゃってるから目新しさも爽快感も何も無し。
4人がそれぞれの能力を生かすチームプレイで人を助けるというヒーローものに必要不可欠なことをやっていても(観覧車のシーンね)全く面白くないのだ。
つまらない台詞をくどくど展開し、退屈も最高潮に。
シルバーサーファーという魅力的なキャラも活かすことができず。
銀河の危機!!と言われても危機感は伝わらない。
92分という時間が拷問のように長く感じられてしまった。
最近は映画館で良質な作品を観ていただけに、何ともトホホ。
キャラ先行で物語軽視、カタルシスもなし
1作目は馬鹿馬鹿しくもわかりやすい娯楽志向でけっこう好きだったのだが、2作目はキャラ先行のせいで物語が破綻していて終始退屈した。シルヴァーサーファーがアメリカ人にとって思い入れのあるキャラなのはわかるが(映画「クリムゾン・タイド」の中にもシルヴァーサーファーを馬鹿にされたことで喧嘩になるシーンがある)、よく考えると物語導入部の案内役でしかないこのキャラが、無意味にクローズアップされる作りが全体的なバランスを壊している。前作のようなわかりやすい勧善懲悪の構図を捨てた分カタルシスもなく、さして真新しくもないCG映像しか見せ場がない。
興収も落ちていることだし、シリーズはこれで打ち止めが賢明かも。
シルバーサーファーの声が…
内容は『トランスフォーマー』以上に、ない。
ジェシカ・アルバの金髪が、浮いている。
シルバーサーファーの声が、モーフィアス@マトリックスを
連想させて、どうも…。あの筋肉質なシルバーサーファーと、
モーフィアスの巨体が、自分の中では相容れなかった。
ジョニーとシルバーサーファーのチェイスは、予告で見せすぎ。
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