ダブルチームのレビュー・感想・評価
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堂々たるB級アクション
ジャン=クロード・バン・ダムはアメリカのスパイで引退していたが、宿敵のミッキー・ロークが復活してきたので、駆り出される。
ローマで仲間にデニス・ロッドマンを加え、果たして・・・。
監督はツイ・ハークだが、香港映画ほどはキレがない。
色物は所詮、色物
バン・ダムも切れがある。
ミッキー・ロークも全盛期の体つき。
特に「レスラー」や「アイアンマン2」
とか最近の作品はむしろアクションが
多かったので比較すると若さもあるが
油が乗り切っていて素晴らしいものがある。
ただ、ロッドマンが入ると急に、
B級作品になっちゃうんだよね。
当時の流行りのタレントを使い、
話題づくりか、はたまたバーターか?
これ以降、ロッドマン出演作品が
殆ど無いのが物語ってるかな。
脚本は今一つ、突っ込みどころ満載。
まあ、B級として割り切って楽しめば
そこそこ楽しめるかな。
ハッスルマッチョ、三つ巴!
1996年、俺流「燃えよドラゴン」と初監督した「クエスト」が大コケしたヴァン・ダム。
俺の魅力を引き出せるのは、やっぱり香港の監督だ!とジョン・ウー、リンゴ・ラムに続いてハリウッドに引っ張ってきた、香港のスピルバーグことツイ・ハーク監督作。
序盤の銃撃戦のエフェクトはオッと思ったが、それ以降使われず...作品のほうも、香港映画特有の脚本よりも勢いで押しきる演出が、ちょっとハリウッドとは合わないな〜という印象。
当時低空飛行していたミッキー・ロークが、本作では逆恨みに燃えるテロリストを楽しそうに熱演していて、クライマックスではヴァン・ダムと裸でハッスルマッチョするのは燃える!
デニス・ロッドマンも「練習嫌いなんだよ」とか「罰金がこわいな」など自虐ボケをかまし、シーンごとに髪色変える大サービス。
とにかく勢いだけの映画なので、頭を使わないアクション映画を観たい時にはオススメです。
ヴァン・ダムの動きがきれがあった
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
意味のない派手さ、有り得ない物語や活劇、能力があるのに主人公が善良で失敗する、あちらこちらでそんなB級感の漂う映画なのだが、空手家ヴァン・ダムの見せるきれのある格闘が楽しめた。物語を捨てて割り切って見れば面白い。
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