オーシャンズ13のレビュー・感想・評価
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今回の仕事は鼠小僧
映画評価:70点
2013年12月4日の地上波を録画して観ました。
11を彷彿とさせる爽快感が戻ってきました!
意味のわからない前作と違って楽しめるし、犯罪理由も明確、敵も憎いし悪いし賢い。
だから、ハラハラした。
作戦も素晴らしいので違和感ないですし、単純なストーリーだから集中出来ました!
ホームアローンみたいな爽快感があるね!
なんか妙に親近感のあるファイブダイヤの審査役の方に対しても、酷い目に合わせるだけではなく最後にお詫びをするという、いぶし銀ぶり。
こうでないと!
相変わらず緩い娯楽犯罪
総合:70点
ストーリー:65
キャスト:80
演出:70
ビジュアル:75
音楽:65
複雑で解りづらかった前作と比較して、今回は原点に戻って真っ直ぐな話になっていてとても理解しやすい。そして相変わらずいろんな仕掛けが出てくる。カジノとホテルのためのコンピューター制御の防犯装置というのがなかなかの曲者で、こんなのが本当に客たちを監視しているのかと思うと凄いものだ。そして色々な困難が出てくるわりには、それをあっさりと解決してしまうとても緩い犯罪劇になっているのはいつも通り。
しかし流石にどんな障害が出てきてもこれほど簡単に解決していけるようになると、何があってもどうせすぐに解決方法を見つけてしまうなという刷り込みが出来てしまって緊張感は薄くなる。そのぶんは豪華俳優陣の演技でなんとか盛り返している。アル・パチーノを焦らせて新しいカジノ・ゲームをあっさりと導入させるアンディ・ガルシアなんてのは見物だった。
ジョージ・クルーニーによると次回作はもうないそうだが、同じような物語で簡単に障害を解決しすぎる展開にちょっと食傷気味でもあったので、飽きてしまう前にこのあたりで終わるのもいい時期なのかもしれない。
豪華キャストを生かす演出
これほど豪華なキャストを集められることがソダーバーグの人気を物語っている。
オーシャンを主人公としてはめてしまわないことでそれぞれの役者が主演のように振る舞うことが出来ていたように思う。
しかも、ナイスキャステイングだ。
心地よいテンポでカットを回し、少しずつ積み重ねた伏線の一切をラストに持ってくる演出はシリーズで一貫して変わらず更に洗礼されている。
作品のテーマや世界観に合わせて演出を180度変えられるところが素晴らしい。
やっぱり観てて楽しい。
これだけ大物俳優揃えたバブリー映画は、楽しい。
それだけで、やっぱり評価は上乗せになってしまう。
内容は12よりも全然良いです。
豪華さがありました。
やっぱ舞台は、ラスベガスじゃないと!
でも、11は超えられないなぁ。
マット・デイモンが、結構前に出てきて、マット贔屓の私には◎
ストーリーも、12よりもしっかりしたし、派手なセットも派手な盗み劇も、観ていて爽快。
まさに、金に物を言わせたハリウッド映画です。
もうコレが完結編なんですよね。
バーニー・マックが亡くなってしまったし・・・。
彼の役柄も好きだったので、とっても残念です。
お手軽な豪華映画の代表作
ついでに『オーシャンズ12』をテレビで再度見ました。
『オーシャンズ12』は、昨年見たとき『オーシャンズ11』を見ていなかったので、ストーリーについて行けませんでした。特に登場人物が12名のハイテク泥棒チームなので、「泥棒プロジェクト」の過程を、ひとりひとりの「仕込み状況」を忙しくシーンチェンジし、追っかけてけていく展開には、置いていかれがちになります。
このせわしいシーンチェンジは、キラ星スターが並んでいるだけに、それぞれの見せ場に配慮しなければならないオーシャンシリーズの宿命でしょう。だからそれをこなすシナリオが大事なのですが、どうもねぇ~「これだけのメンバーに適当に気の利いたセリフをしゃべらせとけば、とりあえず客は入るだろう」というお気楽さはあると思いますよ。
悪役のアルパチーノを含めて出演者が和気藹々に演じているムードがスクリーンを通して伝わってきます。それがもしこの作品の演出なら、さすが大物たちですね。悠々綽々です。
「12」なんて、何でこんなアメリカンジョークのシーンをわざわざ入れるのかと感じるくらい出演者とスタッフの自己満足が目立ちました。
その点13では、12に比べてストーリーが単純で、出演者の豪華さもあり、深く考えず楽しめる映画には違いありません。しかも仕掛けが毎回大がかりで、ビルごと盛り上げたり、揺らしたり、お宝ごとヘリコプターでつるしてかっぱらうなど、シーンとしては楽しめることでしょう。これがもし無名な配役であったら・・・(;^_^A アセアセ…
ただねぇ、仲間の復讐のためとはいえ、オーシャンズの面々がスッカラカンになるくらい仕込みに金をかけるのです。ほかのサスペンスなら、手っ取り早く暗殺に走るのですが、彼らは湯水のようにお金を使って復讐を遂げるのですね。それってまどろこっしいし、下手するとオーシャンズの面々が破綻しかねないリスキーな作戦ではないかと思いますが、まぁ深く考えないことにします(;^_^
それにしてもジョージ・クルーニーの日本びいきは相当ですね。オーシャンズの打ち合わせの時、日本語のままで「玄米茶」「ほうじ茶」がオーダーされたり、ホテルのオープンイベントは、相撲だったり、極めつけはオープンイベントの乾杯酒に銘酒「久保田」が出てくるのですよ。「久保田」も有名になったものですね。
そんなわけですから、6月に米ロサンゼルスで行ったプレミア上映会では、渡辺謙を登場させて、新作の舞台を日本にするアイデアにクルーニーは強い興味を示していたようなのです。けれども来日会見でクルーニーは「『オーシャンズ14』は本当にありえないよ」と言い切ったようです。残念!
やっぱり、こんな企画スケジュールを合わせるだけでも大変ですからね。
ん~~?!
期待しすぎたのもあるけど
11,12から比べると爽快感に欠ける。
計画を立てて実行⇒成功が丸見えな感じで内容は物足りないけど
俳優陣は豪華だし、各キャラクターの個性溢れる様子は見ていて楽しかった。
エレン最高。
エレンのファンとしては久しぶりの雄姿が嬉しい。しかも超セクシーキャリアウーマンの役だってんだからアッパレだ。2はノリがイマイチだったが、今回は痛快な仕上がり。
今回はジュリアやキャサリンが出なかったが(出す場所もなかったけど)、毎回よくもこれだけのキャストが集められると思う。それに加えてアル・パチーノだぜ!!!うーん豪華。
今回は面白かった
ずばり文句無しの面白さでした〜(o^0^)o♪
舞台をカジノに戻したのが、大正解ですね。
前作もまぁまぁ面白かったけれど、泥棒のお話よりカジノを舞台にした騙しの方が、断然面白いです。
今回の敵はアルパチーノです(なんたって元ゴットファーザーです)良い味を出しています。
「シナトラと握手した仲だろ」という台詞も相変わらずのお遊びになっています。
最初はゴットファーザーを思わせる様な非道ぶりから、段々と騙されて行くにしたがって、間抜けになっていく様子が良かったですね。
ベネディクト(アンディガルシア)みたいに、今後のシリーズにも登場してくれると良いですね
そういえば前作には、ブルースウイリスが本人役でゲスト出演してましたねぇ(^o^)
今回はマットデイモンも大活躍で、かなり笑わせてくれます。
エレンパーキンとのちょっとエッチな絡みには、笑っちゃいました。
後半に向かって幾つもの騙しが仕掛けられています。
なんと驚きの彼(秘密)も後半に登場します。(お前はルパン3世かぁみたいにね♪♪)
う〜ん、でも途中にも出て来ていたとは、気づかなかったなぁ、、、(来週もう一度観に行くので、要チェックですね!)
まぁ残念だったのは、「やられたなぁ」と思う程の騙しが無かったことかしら、、、ある程度予想範囲内だったからなぁ、、、予想外の小さな騙しで何度も笑わせてくれますけどね(^o^)
何はともあれ、良質のエンタテイメントを存分に楽しませて頂きました(*⌒▽⌒*)b
原点回帰!
豪華キャスト三度結集!前作で“欧州大豪遊ツアー”を敢行した“ジョージと愉快な仲間たち(^^;”。果たして今回は、どんな騒ぎを引き起こしてくれますことやら?
今回は“オーシャンズ”のホーム・グラウンドともいえる、ラスベガスを舞台に正にシリーズの原点回帰ともいうべき、丁々発止の犯罪エンターテインメントが繰り広げられます。結構スピーディーだった前作に比べると、前半は“まったり”した感じのストーリー展開で、『う~ん、何か少しパンチが足りんな~』と思っておったのですが、中盤以降は『そこまでしたら、やり過ぎでしょ!』と言いたくなる位、ムチャなシーンの連発で、かなりツッコミながら楽しんでしまいました。
今回ゲストキャラとして、御大アル・パチーノが出演しておられますが、とても楽しそうにワル役を演じておられます。スクリーンに映るだけで、もう貫禄タップリ、オーラ出まくり!シリーズのラスト(ホントか?)を飾るにふさわしい、怪演でございます。さっすが!
ところで今回は、テス(ジュリア・ロバーツ)もイザベル(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)も出てきません(作中、ダニーとラスティーの会話で名前だけは出てきます)。で、その代わりにお色気パート(?)を一手に引き受けたのが、エレン・バーキン。しかし、少々年齢が行き過ぎておられる(当年53歳!)…ていうか、『チョットしんどいんちゃうのん!』と思ったのは吾輩だけでしょうか?何せこの方が「シー・オブ・ラブ」(そういえば、この映画でもアル・パチーノと共演してましたね)で、世間を魅了したのは今から18年も前(!)のことですから。今回マット・デイモンと“お笑いラブ・シーン(^^;”があるのですが、冷静に見るとかなりキツかったですよ。他に適役いなかったのかなあ~?
で、ジョージ・クルーニー曰く『今回で最後。「オーシャンズ14」は無い』んだそうです。まあ、これだけのキャストを集めるのは大変でしょうし、ここらが潮時とも思ったんでしょうかね?でも映画的には、続編作っても全然問題のない終わり方してましたから、気が向いたらまた作ってくれればいいな!と思います。こういう映画は、作品の出来上がりを語る以前に、魅力あるキャストが集まって楽しそうに遊んでる(…ように見える…)のをスクリーンで見るのが、楽しみなんですから。お願いしますよ、ソダーバーグ監督!
~追記~
男の本音…媚薬“ギルロイ”が欲し~い!!(^^;
イケてる!
11・12共に好きで、先行上映で見に行ってきました。
前作に引き続き、『見せる』映画でした。
前作までによりは淡々とストーリー展開していきますが、ちょっとしたところにユーモアが含まれているので、前作までを思い出しつつ、目を凝らして見ると楽しいです。
目の保養
「12」を女性の映画仲間と観にいった時、彼女曰く「目の保養になるね」と言ったのが今でも印象深いです。
なるほど、豪華スターがこんだけ集まって楽しそうにワイワイやってる姿は確かに目の保養だな。しかも、女性に嬉しいクルーニーやブラピなんかをいっぺんに見られちゃうのはお得感たっぷり。
「目の保養」ムービーだ!!と勝手に命名しちゃいました。
「11」は正直面白いとは思わなかった自分。ストーリーにどうにも入り込めなくて、豪華さだけが目立った印象を受けました。そんで「12」もあまり期待しないでいたら、ジュリア・ロバーツの件が最高で、一気にこのシリーズが好きになっちゃった自分。「13」はその肝心のジュリアが出演しないので若干の不安を持ちつつも映画館に足を運ぶ。いやいや、悪くないじゃない!と思う自分。
シリーズ至上最高の出来になったと思います。
賛否あると思うけど、着々と計画を進めていく前半戦は飽きずに観られたし、マット・デイモン扮するライナスの奮闘ぶりも良かった。メキシコの工場ストライキなんか最高だと思ったけどなあ…こういう細かい部分を退屈と感じたら、全くつまらないと思うんだろうけど。
ラストの爽快感も最高でした。
やらないって言ってるけど、絶対、続編作るでしょう?ねえ?オーシャンがラスティに最後に掛ける言葉に期待してしまいますよ。え?じゃあ、それも出しちゃえよ、みたいな。
それで長寿映画になって、タイトルは「エレキの若オーシャン」とか「オーシャンズVSメカオーシャン」とか(笑)
で、誰が13番目に当たるんですかね?イマイチ分からなかった。○ァンサン・○ッセルですか?誰か教えてください。
華が足りない?
今回紅一点がエレン・バーキンとは……いい女優さんではありますし、今回もとても体を張ってがんばっていたので面白かったのですが、やはりもうちょっと華がほしいなあと思ってしまいました。
なにも若さだけが女優の利点と言うつもりはないですし、現実的にそうなっているのがハリウッドの現状ですから、それに対するソダーバーグ組のアンチテーゼと受け止めれば、反骨精神も感じられるんですが。深読みしすぎ?
ただ、そのぶん「男の友情」が強調されたようでよかった気もします。細かいネタでクスクス笑えるところが多いのですが、全体としては盛り上がりに欠けているような気がしました。そこが残念といえば残念です。マット・デイモンの付け鼻は笑えました。意味なさそうだけど。
中身薄い
ダラダラと冗長な本編は,痛快とは,ほど遠い。
欲望が招いた結果,自業自得のルーベンに感情移入できず。
彼のために立ち上がるオーシャンズの行動は,
姑息な嫌がらせに見えるし,
どちらかというと滑稽で憎めないキャラのバンクを応援。。
アル・パチーノ,さすがの存在感を見せてくれました。
そこだけ嬉しかった。
相変わらずだが
プロットはシンプルなはずなのに、説明的な描写を極力なくそうとサクサク進めていくソダーバーグのさらりとした演出が、どこで盛り上がっていいのか、見ているこっちもいまいちわからりづらい。しかも、そのせいでテンポよく進んでいるはずなのに、妙にまったりとした印象もあって、前半が気だくなってくる。準備が完了して、“本番”がスタートする後半は、それなりに面白いのだが。
マット・デイモンが独り立ち(笑)したのは、現実での彼の成長ぶりとリンクしていて面白い。どうせなら、ジェイソン・ボーンの名前をセリフに出して笑わせてくれてもいいのに。一番おいしい役どころは、彼とゲストのアル・パチーノ、エレン・バーキン、それからアンディ・ガルシアあたりか。特にパチーノとガルシアが直接にらみ合う場面が、唯一緊張感のあった場面だった気がする。つまり、それ以外のオーシャンズの大半の面々は良くも悪くも“相変わらず”の仲良しムービーなのだ。シリーズ中で抜きん出て傑作というわけでもないが、クオリティは保たれているので、このシリーズが好きならば安心して見られそう。
そつなく仕上がった娯楽作
シリーズ3作目の本作は、男の友情をテーマにした静かだけれども熱い1本だ。アル・パチーノ扮する冷徹なホテル王に裏切られ、生死の境をさまよった仲間を救うため、義に厚いダニー・オーシャンとその仲間たちが繰り広げる復讐劇は、時に笑いあり、時に彼らの友情が胸に迫る、そつなく仕上がった娯楽作に仕上がっている。
が、何だか物足りない。いや、オーシャンズのメンバーが巻き起こすドタバタだけでも十分にニヤニヤしちゃうし、つまらないわけではないのだけども、話のテンポがイマイチなのが影響してるのか、それとも描いているエピソードが多過ぎたせいか、何とも薄味に感じてしまうのだ。オーシャンズのメンバー自体は魅力的なだけに実にもったいない。
一番オイシイ思いをしたのは…
13人もの主要キャラクターが登場するというそもそもの構造的欠陥はあるが、それなりに魅力ある作品。個人的にはシリーズ3作品の中では一番楽しめた。個々のキャラクター説明を一切省いて犯罪のトリック解説に全力を注いだ脚本は、ドラマとしての盛り上がりは奪うもイベント映画としてはきっちりと機能している。物語の構成はシンプルに、一味それぞれの見せ場も最大限用意されるなど、前作の失敗を巧みに回避しており、小気味良いエンタテインメントに仕上がった。前作同様クルーニー兄貴は脇に回り、スターパワーの増したデイモンとチードルに見せ場を譲っている。新登場のパチーノは抑えた演技で悪役を憎憎しく演じ、エレン・バーキンは年齢も何のそののセクシーぶりを見せる。ただ、一番オイシイ思いをしたのは真の悪役とも言えるベネディクトを演じたアンディ・ガルシアか。
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