ゾディアックのレビュー・感想・評価
全79件中、21~40件目を表示
思ってたんと違う。・・・けど、良かった。
”ザ・デビットフィンチャー”を期待するとがっかりしてしまう。
でも、がっかりしている暇など無いほど濃密なドラマ。
映画の評価ではない、残念な点が2つ。
1つは、私が日本人であること。
ゾディアックはアメリカの有名な未解決事件だそうな。
その空気感が分からないと、
「だらだら長くて結論のない退屈映画」とか、
「もっと、暗号とか犯人像とか魅せ場あったでしょ」とか、
そんな感想を持ってしまいそう。
日本でいえば”三億円事件”とか”グリコ森永事件”などに
あたるのかな?
いや、”徳川埋蔵金探し”に近いのかもしれませんね。
テレビドキュメントの「三億円事件の犯人を追え!」みたいな
特集も結構おもしろいですもんね。
2つめは、私が日本人であること。
一見して、この映画はセリフが多い。
それもメチャクチャ多い。
字幕がどれほど忠実に翻訳されているかが分からない。
デビットフィンチャーほどの監督が、こんなにセリフ多めに
つくるってのは、セリフをちゃんと聞かせたいためだと思う。
でも、私は英語ネイティブじゃないので字幕を追ってしまう。
すると、映像のディテールを見逃してしまう。
なので、鑑賞後の感想は「面白かった」ではなく、
「残念。がっかり」になってしまう。
これは映画に関する感想ではなく、自分自身に対する感想なので
余計に残念でがっかりだ。
こんなに素晴らしい作品なのに・・・。
ドキュメンタリー
人生を狂わされた4人の男の話
30点
映画評価:30点
今をときめく俳優さんのオンパレード!
監督はフィンチャーだし、
凄く面白そうだ!って
期待して見させて頂きました。
どうやら現実の事件を元にしているみたいで
想像の100倍地味です。
急に進展したり、
伏線が張り巡らされ、
それを紐解いていくミステリーならでわも
特に無いです。
堅実な聞き込みと、
犯人への糸口追及を
延々と、そう延々とやります。
ですから、
中弛みといいますか、
ずっと弛んでいます。
最後の方までいくと、
ようやく糸口が見えてきて
犯人へ繋がっていくのですが、
そこまでが果てしなく長いですし、
そこからも地味な展開です。
演技も演出も素晴らしいですから、
安っぽさは全くない一級品ですが、
私では楽しめませんでした。無念。。
ps.ダウニーJr.の声優さんが違和感MAXでした。
【2022.5.17観賞】
迷宮入り事件(正確には未解決事件)を題材にしたらやはり迷宮入り風映画にしかならないのかなぁ。前半の1/3はサスペンスフルだが、段々「事件記者」(古!)みたいになっていくし、ラストも無理矢理感あり。
①USAでは大変有名な事件らしいですね。ただ、恥ずかしながら全く知見がなかったので真っ白な状態で鑑賞できました。②ディヴィト・フィンチャーの映画のあの空気感というか、澄んでいるんだけと緊張感が漂っているような、映像の感触は結構好きです。③前半1/3くらいまでの、殺人シーンや犯行未遂シーン及びゾディアックからの犯行宣言・犯行予告に対応する地元新聞社・地元警察の活躍を描いたパートはサスペンスフルでなかなか宜しい。④有能で真面目な刑事にマーク・ラファエロ、有能でちょっと変わった記者にロバート・ダウニーJR、真面目で一本気な漫画家にジェイク・ギレンホークとキャスティングも適材適所で宜しい。⑤問題は映画も半分を過ぎてからの描き方だ。殺人は行われなくなり予告や犯行宣言も来なくなり捜査は停滞。この状態で観客の興味・感心をどうラストまで持たせて行くか、この映画では上記三名のその後の動きに従って進んでいく。⑥
タイトルなし
うん、長い(笑)、
難しいことは抜きにして、「長い」。
そして、実話に基づく映画は好きだけど、たまたま注目されたことを、ウダウダと、と表現するのは語弊があるけど、捜査してる経緯ばかり。
特にハラハラするとかドキドキするでもなく、「当時こんなことがあって、当局ががんばって捜査してたよ」という内容か。
確かに犯人?に近づきそうな展開はあったけど、結果的に未解決事件なんだから先が見えないような流れだし。
主人公?も、警察の人間でもないのに、奥さんに嫌われても雨の中に走り回っても、「取り憑かれてるように」推理しててやってて、熱意があるのはいいけど、「なんでそこまで?」ってなかんじでもあった。
それが延々と続く。
いろんな人が出てきて解決はせず。
と、エラそうにコメントしてるけど、途中で30分ほど寝た(笑)
それでも話の展開を見損なったとか感じることなく、それだけ進展のない流れの内容だったということか。
ゾディアック事件の考察、という作品。
実話を元にしているというのはわかるが、現在でも未解決という迷宮入りの事件。やはり結論がでるはずもないのでモヤモヤが残る。
というのはあくまでも『娯楽』という視点での話。
【ゾディアック】という『作品』としては、構成も含めて非常に完成されている。ただ、日時を羅列しての時系列説明は、一見では理解が難しく、流石に推理は無理。
エイブリー、トースキー、グレイスミスと、犯人を追う主要人物のフォーカスが変わる。時間が経つにつれて薄れていく証拠の中、この移り変わりから炙り出されていく犯人。脚本にグイグイ引き込まれていくのだが、やはりラストは仮定と想像の範疇で終わる。未解決事件なので仕方が無いのだが。
一つの事件で翻弄されていく人生の描写。2時間以上の尺があるので、3人の人生に、もう少し時間を割いて欲しかった。この3人の主役達の好演で成り立っている部分もある。
この映画は犯人が誰なのかを
長い
サスペンスものとして全体的に楽しめます。
やりきれない気持ちになる
1歩進んで2歩下がる
全79件中、21~40件目を表示









