ゾディアックのレビュー・感想・評価
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30点
映画評価:30点
今をときめく俳優さんのオンパレード!
監督はフィンチャーだし、
凄く面白そうだ!って
期待して見させて頂きました。
どうやら現実の事件を元にしているみたいで
想像の100倍地味です。
急に進展したり、
伏線が張り巡らされ、
それを紐解いていくミステリーならでわも
特に無いです。
堅実な聞き込みと、
犯人への糸口追及を
延々と、そう延々とやります。
ですから、
中弛みといいますか、
ずっと弛んでいます。
最後の方までいくと、
ようやく糸口が見えてきて
犯人へ繋がっていくのですが、
そこまでが果てしなく長いですし、
そこからも地味な展開です。
演技も演出も素晴らしいですから、
安っぽさは全くない一級品ですが、
私では楽しめませんでした。無念。。
ps.ダウニーJr.の声優さんが違和感MAXでした。
【2022.5.17観賞】
迷宮入り事件(正確には未解決事件)を題材にしたらやはり迷宮入り風映画にしかならないのかなぁ。前半の1/3はサスペンスフルだが、段々「事件記者」(古!)みたいになっていくし、ラストも無理矢理感あり。
①USAでは大変有名な事件らしいですね。ただ、恥ずかしながら全く知見がなかったので真っ白な状態で鑑賞できました。②ディヴィト・フィンチャーの映画のあの空気感というか、澄んでいるんだけと緊張感が漂っているような、映像の感触は結構好きです。③前半1/3くらいまでの、殺人シーンや犯行未遂シーン及びゾディアックからの犯行宣言・犯行予告に対応する地元新聞社・地元警察の活躍を描いたパートはサスペンスフルでなかなか宜しい。④有能で真面目な刑事にマーク・ラファエロ、有能でちょっと変わった記者にロバート・ダウニーJR、真面目で一本気な漫画家にジェイク・ギレンホークとキャスティングも適材適所で宜しい。⑤問題は映画も半分を過ぎてからの描き方だ。殺人は行われなくなり予告や犯行宣言も来なくなり捜査は停滞。この状態で観客の興味・感心をどうラストまで持たせて行くか、この映画では上記三名のその後の動きに従って進んでいく。⑥
タイトルなし
うん、長い(笑)、
難しいことは抜きにして、「長い」。
そして、実話に基づく映画は好きだけど、たまたま注目されたことを、ウダウダと、と表現するのは語弊があるけど、捜査してる経緯ばかり。
特にハラハラするとかドキドキするでもなく、「当時こんなことがあって、当局ががんばって捜査してたよ」という内容か。
確かに犯人?に近づきそうな展開はあったけど、結果的に未解決事件なんだから先が見えないような流れだし。
主人公?も、警察の人間でもないのに、奥さんに嫌われても雨の中に走り回っても、「取り憑かれてるように」推理しててやってて、熱意があるのはいいけど、「なんでそこまで?」ってなかんじでもあった。
それが延々と続く。
いろんな人が出てきて解決はせず。
と、エラそうにコメントしてるけど、途中で30分ほど寝た(笑)
それでも話の展開を見損なったとか感じることなく、それだけ進展のない流れの内容だったということか。
ゾディアック事件の考察、という作品。
実話を元にしているというのはわかるが、現在でも未解決という迷宮入りの事件。やはり結論がでるはずもないのでモヤモヤが残る。
というのはあくまでも『娯楽』という視点での話。
【ゾディアック】という『作品』としては、構成も含めて非常に完成されている。ただ、日時を羅列しての時系列説明は、一見では理解が難しく、流石に推理は無理。
エイブリー、トースキー、グレイスミスと、犯人を追う主要人物のフォーカスが変わる。時間が経つにつれて薄れていく証拠の中、この移り変わりから炙り出されていく犯人。脚本にグイグイ引き込まれていくのだが、やはりラストは仮定と想像の範疇で終わる。未解決事件なので仕方が無いのだが。
一つの事件で翻弄されていく人生の描写。2時間以上の尺があるので、3人の人生に、もう少し時間を割いて欲しかった。この3人の主役達の好演で成り立っている部分もある。
この映画は犯人が誰なのかを
長い
サスペンスものとして全体的に楽しめます。
やりきれない気持ちになる
1歩進んで2歩下がる
ずっと楽しい映画
ゾディアックの正体とは
未解決事件
犯人が中学生という衝撃的な事件、神戸児童殺傷事件。犯人は酒鬼薔薇聖斗と名乗り、警察に挑戦状を送ってきた。犯人が「ゾディアック」を崇拝していて真似ているのでは?と言われていた。その時に「ゾディアック事件」を知った。
何年か前にこの映画を観たのだけれど、記憶が曖昧で、再鑑賞。
主人公は漫画家で、記者でもないので控えめに事件に興味を示していたものの、捜査も進まず、事件を追っていた記者も諦めてしまったことから、自ら事件を調べ始めて真相を突き止め、本まで出版する。ジェイク・ギレンホールが気の弱そうな漫画家から事件を追ってキリッとした記者(作家?)になっていく過程を好演。
実際の事件の映画化にしてはドラマ性もあって、長い映画だけど面白かった。本当の犯人は他にも有力な容疑者が2人ほどいた様だが、真相が分かる時は来るのだろうか。
こんなに長いのに
映画館で長めの作品を見るのは(余りにも駄作でない限り)ほとんど苦ではないんですが、
家でスマホ片手にみる長作は少し苦手なわたしなのですが
今までで一番時間を気にすることなく楽しめた長め作品かなと思います。
原作を読んでいる訳でもないし、映画に詳しくない、ましてや洋画にかっこいい意見など言えないですが
少しのユーモアと所々のスリラー感が休む間もなく訪れてずっと集中して見ていられました。
難しいお話ではあると思うので、ほんの少しでもよそ見するとすぐ理解が追いつかなくなる場面はありましたが。
クリミナルマインドが大好きなわたしはズバッと犯人逮捕!みたいなのも少し期待しながら見ていましたが、
この作品はフィクションではないので後々そんなことを考えていた自分に恥ずかしくなりました。
主人公や他のゾディアックキラーに人生を狂わされた人々の様子からも、当時の状況を有り得ないほど忠実に再現されている監督の意思からも
どれだけゾディアックという存在が事件を知るアメリカ人にとって恐怖でならないものだったのかということが伝わってきました。
あまり適切な表現ではないと思いますが、凶悪犯罪に巻き込まれそうになったことなどなく平和に暮らしてきたわたしは幸せものだなあと思いました。
2時間半は長すぎます。
ゾディアックと呼ばれる殺人犯による連続殺人事件を追う、警官や新聞記者を描いた群像劇です。
実際の事件を描いたサスペンスです。この事件は、1960年代後半に発生した事件だけに、まったく知識がない事件でした。
未解決事件という事、史実をベースにしていることもあり、全体的に抑揚を欠いた見せ場に乏しい作品のように感じます。2時間半以上の時間を費やすのは少し厳しい作品でした。
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