「キャストの豪華さだけではない!」私は貝になりたい わたぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストの豪華さだけではない!
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中居正広、仲間由紀恵、笑福亭鶴瓶を始めとしたそうそうたるキャストで贈る半世紀前の作品のリメイク。
日本人が一生考えなければならない第二次世界大戦(太平洋戦争)の凄惨さと理不尽さを上手く表現していた。
「戦犯」とは?
「敗戦」とは?
そういった、重く苦しく惨く、しかし直視しなければならないテーマが綴られている。
残虐描写はあまりないが、内面から来る何かがある。
キャストは名前が売れているだけでなく、演技力も高かった。真面目な中居くんに完敗。
仲間由紀恵もあんまりセクシー系の役は似合わない。どちらかと言えば本作のような薄幸、地味系か「TRICK」のようなお笑い系で真価を発揮する。
期待していなかっただけに、満足できた。
邦画で昨今増えているチャラい恋愛映画より遥かに芯がある。
鑑賞劇場:TOHOシネマズ西宮OS
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