「殺人鬼の苦悩」Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
殺人鬼の苦悩
もっと華麗に殺人を楽しむ奴の映画かと思ったら、
ブルックスは殺人の依存に苦しむキャラで、
そこにスミスというおバカさんが登場し
望んでたリアリティーは完全に失われた。
と思われたが、
そこにデミムーアと離婚裁判中の夫、
もう1人の脱獄した殺人鬼、
ブルックスの娘が現れて、
もはやどう転がって行くのか
全く展開が分からず、スミスの登場でつまらないなと
思ってたのにワクワクさせられた。
中盤のスミスとの殺人道中はグダグダだったけど、
ラストに向かって話がまとまって行く最後の20分は見応えがあった。
墓場でのケビンコスナーのブルックスからマーシャルに
変わる?同一化する演技は素晴らしかった。
脱獄した殺人鬼の話と、娘の話がもう少しブルックスに向けて話がまとまってくれるともっとワクワク出来たかもしれない。
デミムーアは久しぶりに見たけど、とても美しく40を超えてると思うのだけど可愛かった。
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