プレステージのレビュー・感想・評価
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脚本家としての可能性を感じた
どんでん返しは読めます。といより、読めるような構成にしてあります。これは脚本家の絶妙なテクニックです。読めるけれども、そうなるところを見たい・・・という気持ちになりながら見ました。ネタ的には
どっかで3回くらい見たな・・・って感じですが、悪くはないと思いました。も少しいいネタに当たれば素晴らしい脚本がかけると思います。
これなら、ほかの作品もチェックしてやろうという気になります。
騙しすぎィ
19世紀末のロンドンで共に同じ師に学び、共に同じ夢を目指したはずの2人のマジシャンがある事件をきっかけにいがみ合い、エスカレートしていく競争と互いへの妨害を描いたマジックムービー。
バットマンとウルヴァリンとブラックウィドウの夢の共演とかいう五百番煎じくらいの感想は置いといて(でも言いたい笑)
久々のノーラン!メメントで株を上げ、バットマンビギンズで知名度を上げ、ダークナイトで巨匠の仲間入りする前の中間期に作られた作品。マイケルケインだってこの頃はまだノーラン作品に2回しか出てない!少ない!笑
クリスチャンベールとヒュージャックマンが互いにマジシャンとして活躍しながらもその裏でお互いの手品のタネを探ろうとしたり、舞台裏に忍び込んで妨害したりとなかなかの醜い争いをみせる。
クリスチャンベールのふてぶてしい演技はこの頃から健在。この人どこ見てんのかわかんない演技するの上手いと思う笑。
相変わらずヒュージャックマンは愛する人亡くす役笑。この人が最初から最後まで幸せな作品は何かあるのだろうか。ウルヴァリンしか知らないから髭のない姿がすごく新鮮に見えた!
初期とはいえやはりノーラン、魅せ方がうまい。騙しに次ぐ騙しで最終的にどっちが勝ったのかあとになってどっちだっけってなる(ちゃんと見ろ)
ラスト20分でうおっとなってからラスト10分で???となるような作品。
紛れもないマジック映画
自分の最もお気に入りの作品の一つです。
見てる側に謎と違和感をばらまいて、最後まで驚かしてくる、素晴らしい映画です。
2人のマジシャンの人生をかけた喧嘩を描いています。
2人の生き方、考え方による違いによって
得たもの、捨てたものがテーマです。
人によってオチやマジックのネタにモヤっとするかもしれません。
しかしそれが正解です。
手品はネタを知ってしまえばつまらないもの、なのですから。
見た後にもう一度見直したくなる映画です。
多くの方に是非一度見てもらいたいです。
かのデビッド・カッパーフィールドが監修したというマジッ...
かのデビッド・カッパーフィールドが監修したというマジックが見所ではなく、天才マジシャンらの騙し合いや策略の応酬がメインの物語で、宣伝文句どおりに映画自体がマジックになっている。
19世紀末のイギリスが舞台というのもミステリアスな雰囲気に拍車をかけており、主演二人の芝居もなかなかのもの。脚本もよく練られており、ラストもサプライズを味わうことができるが、中盤のダラけをまた味わうことになると思うと、ラストの意味が解らなくてももう一度始めから観ようという気になれない。
秀逸なミステリー
二人の天才的なマジシャン。かつて切磋琢磨していた彼らは、ある事故をきっかけにいがみ合う関係になってしまう。
「あいつより上に立ちたい。」そんな自尊心のぶつかり合いはやがて殺人事件にまで発展していく。
ストーリーテリングが秀逸な作品でした。
どんでん返しを更に一段、力技で返すような。
物事の善悪というより、何かに捉われることで負の連鎖が生まれてしまう様子が印象的でした。
いい加減が良い具合ってことでしょうか。
マジック!
18世紀のイギリス。科学の進歩も凄まじいが、まだ呪いや魔術なんかもリアルだった時代。二人の天才マジシャンの いがみ合いの話。
きっかけはあったけど、何もここまで…似た者同士だったんだろうな。ついには殺人事件に発展。
時系列がわかりにくいけど、終盤ピースがそろってくると、一気に持ってかれる~!
あ、私はラスト騙された!あの人の正体を見破ったつもりでいたら、まさかの。。。一世一代のマジック、まさにプレステージ!現れた後、観客が笑顔になったからね。
マジック
面白かった。流石ですね。
キャストも良かった。
全体的に絵が暗いのが難点でしたが。
しかし途中でオチが分かってしまったのが…
どうしようもないといえばどうしようもないのかもしれませんが…
うーん惜しいw
映画がそのものがマジック!!
二人のマジシャンの復讐劇。正直この映画は一度見ただけじゃわからない。もう一度見てすべてがわかる。途中でタネには気づいてしまったが、それでも面白かった。ちょっとSFチックが入ってるのが残念。まるで映画がそのものがマジックのようだった。かなり難しくてややこしいので頭がごっちゃごっちゃになってしまう。大どんでん返しが繰り返されてやられたなぁと感じる。さすがノーラン監督。ただ今回のこの作品は時間軸の展開がわかりづらかった。
クリストファー・ノーランだよ、やっぱり。
個人的にダークナイト三部作の崇拝者なので
その色を残したこの作品大好きです。
ただし、初めて見る方は要注意。
ストーリーはかなり、複雑、およそ
一回では多分解らない。
マイケル・ケイン、クリスチャン・ベール
だけでバットマンなんだけどこれに
ヒュー・ジャックマン、スカヨハなんて
ウルヴァリン+ブラックウィドウ?
なんと凄いキャスティングなんでしょ。
まず、キャスティング最高。
ストーリー面白い(難しいけど)
テンポ、音楽普通。
納得するまで何度も観たくなる作品。
正月だけにちょっと豪華な
キャスティングをチョイス。
時間軸いじりがうまくいってない
時間軸いじりは、後から見せるパートで驚きを与えたり、それまでの謎がすっきりさせたりするためだろうが、それがうまく行っていない。
時間軸いじりには、観客がストーリーを追いかけようと集中する効果もあるが、本作は時間軸の切り替わりが解りにくく、集中するあまり、多くの観客が監督が仕込んだネタに気付いてしまったのではないかと思う。
それでも二人の奇術師の人間ドラマとしての面白さは残っていて、面白くはあった。
ノーラン節全開w
ヒュー・ジャックマンと、クリスチャン・ベイルの 2大スターに
マイケル・ケイン、デビッド・ボウイ、スカーレット・ヨハンソンという、豪華な顔ぶれの作品。
ストーリーは、貴族出身のアンジャー(ヒュー・ジャックマン)と孤児院出身のボーデン(クリスチャン・ベイル)の
マジックに対する熱い情熱故の、見栄や足の引っ張り合い、大切な家族まで巻き込んでの意地の張り合いを描く。
ボーデンはマジックのタネを見抜くのが得意なのに対し、アンジャーは金にモノを言わせてマジックの装置を完成させるタイプ。
全く違う人生を歩んできた二人だからこそ、お互いに嫉妬をし合い このような結果になってしまったのだろう。
マジックというアナログな中に SFの要素も取り込み、「え~、そぉきたか・・・」な感じもありますけど
伏線の張り方や、ストーリーの展開などは流石といったところ。
ノーラン好きなら、楽しめますよ!
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