劇場公開日 2007年6月9日

プレステージのレビュー・感想・評価

全85件中、81~85件目を表示

2.5プレステージというほどの裏がない

2010年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

19世紀末のロンドンを舞台にふたりの天才奇術師が競い合う。「プレステージ」とはマジックの3つの要素のうちの最終段階で、最後にもう一段、観客の予想を超えた驚きを提供すること。
この作品自体も、そうした結末が用意されてこそ成立する。だが、物語の進行につれ、ある程度のことが予測出来てしまう。終わってみれば、編集を複雑にして、観客が気づけないようにしているだけ。もうひと捻りがほしかった。

p.s. ひょっとして引○天○も、レアもののミッキーを盗まれたり、ハリウッド・スターと婚約したり、北朝鮮に招かれたり・・・やっぱり、この映画みたいにいるんだろうか?(^^ゞ

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マスター@だんだん

3.5真理はいつも誤解のそばにある

2009年4月29日

興奮

知的

この作品は去年の今頃観ました。それも二回観ました。
この作品の監督は時間軸を巧みに使い、観る側まで騙そうとするので、
一度観ただけでは良く理解出来なかったのです。

ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールとが
奇術師として凌ぎをけづるライバル役をするのですが、
この二人の、
火花が散りそうなほどの闘争が凄い迫力なのです。
もとはと言えば二人とヒューの奥さんは同じマジックチームにいたのですが、
ある事故でヒューの妻は命を落とします。
それをヒューはクリスチャンのせいと思い込み、
それ以来お互いにお互いの新ネタを面前で暴きたて、対立は深まるばかり。
しかし、クリスチャンがヒューにはどうしても解けないネタを編み出し、
その対抗策としてヒューは足を踏み入れてはならない手段を使い、
とうとう殺人事件が起きてしまいます。
この映画はその殺人事件が起こった所から始まります。

一回目に観た時には、
マジックというネタが必ずある世界で禁じ手を使ったな、
折角の作品が台無しだと思ったのですが、

二度目にこの作品を観て、
実はこれこそがこの監督訴えたかったことなんだと思えてきました。
何のことかは、自分の目で確かめてください。

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カサキショー

2.5うむむ

2008年7月22日

知的

ラストは最初のほうで読めました。
主役二人の演技が良かったけど、話が複雑すぎ。
もうちょっとわかりやすくしたらラストももっと驚けるのに。
あとSFなのもどうかと思いました。
ノーランにはダークナイトに期待します。

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まつけん☆

1.5寝ちゃいました

2008年7月10日

寝られる

まずはデヴィッド・ボウイが出ててびっくり。あの声とオーラは役者としても一級品です。

ですが、この作品の印象聞かれたら、これ以上ないです。クリストファー・ノーラン監督、「バットマン ビギンズ」は文句なしに素晴らしかったですが、この作品は語り方そのものにミスがあったように思います。過去を回想していきながら謎を解明していく展開に、この人の、霧の都ロンドンを思わせるじめじめした語りを合わせると耐え難く眠くなります。ストーリーやテーマの着眼よかっただけに残念です。

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あんゆ~る

3.5イリュージョンは、命懸け!

2008年3月21日

興奮

難しい

 手品とかマジックって~のは、もっとお気楽に出来るモンだと思ってました。しかし本作…、いやあ凄い映画でしたよ、いろんな意味で。

 最初は『2人のマジシャンが、そのトリックでしのぎを削りあう』というイメージだけで観ていたのですが、途中から『な、なんじゃこりゃ~??』て言うような展開になりまして、そこから話はまったく想定外の方向へとバク進し始め、そしてラストには…(驚)。映画の性格上、あまり詳しいことを書けないのが歯痒いのです(だって、さすがにこの映画で≪ネタバレ!≫なんて書いたら、顰蹙買いまっせ!)が、もおとにかくこれはいろんな意味(良くも悪くも)で、今年1番の“トンでも映画”でございますよ。とにかく観終わってから『あれは実は、そういうことだったのか?』『いや、あのシーンは本当はこういう意味だったんじゃないか?』といった具合に様々な“?”がいっぱい噴出してきまして、吾輩いまだに正解を導き出せていない箇所が幾つかございます(いや、ストーリーはちゃんと理解できてるんですけどね)。そう、正にこの映画が“イリュージョン”その物なのでございます。しかし相変わらず捻った映画を作りますね、クリストファー・ノーラン監督。たまには“素直な映画”、作れんか(ムリ??)?!

 キャスティング的には“「X-men」のウルヴァリンと、「バットマン」がマジックで対決!ブルースウェイン家の執事アルフレッドは、何故かウルヴァリンの味方(^^;”っていう構図(本作とは、一切無関係な設定です)が、観ていて何かとっても面白かったです。ここに更に「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムが絡む(だから、無関係だって!)なんて、もう面白すぎます…(^^;。あと、スカーレット嬢は相変わらずフェロモン撒き散らし気味でしたが、今回は何しに出てきたのかイマイチわからん?感じがいたしました。惜しい!

 ところでこの映画で、とても重要なキー・パーソンとなる“ニコラ・テスラ”という人物ですが、一般の方はあまりご存じないでしょう(何てこと言ってる、吾輩も知りませんでした)。この方の素性など、事前に少しお知りになっておかれますと、この映画を更に面白く観ることが出来ると思います。予習は大事だよ~。

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mori2