劇場公開日 2007年6月9日

「伏線を紐解く」プレステージ gdgdaiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0伏線を紐解く

2015年3月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

二人の若き奇術師がお互いをライバルと意識しあいつつも、1番のマジシャンになる為に完璧なマジックを追い求め、その執着心が起こした悲劇の連鎖を描いた作品。

時系列をシャッフルして見せつける演出を巧みに行い、映画を見ているうちに徐々に伏線が回収され、ラストには予想打にしないプレステージへと展開していきます。
まさに映画をショーの一部として見せられているかのような、素晴らしい演出だったと思います。

劇中でのマイケル・ケインの台詞である
若者は何かに取り憑かれたようになる。
この台詞が表す二人の執着心こそ、この作品のベースになっています。

gdgdai