ダイナーのレビュー・感想・評価
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能天気だった50年代が終わり
アメリカが傾いていく激動の1960年を迎えようとする時期のアメリカの、とある街の若者たちのたわいもない会話と時間。映画公開は80年代だからちょうどその頃40歳代のアメリカ人男性は自分の20歳ぐらいの時期を思い出して最高にウケる映画なんだろうというノリだけは分かる。でも分からない。自分は70年代生まれの日本人なので。
監督のパーソナル青春映画か…
1950年代終わりの頃、ボルチモアを舞台にした青春映画。
ダイナー(簡易食堂)に集まる大人に成り切れないような若者たちを描いており、ミッキー・ロークやケヴィン・ベーコンなどが演じる若者たちの他愛ない会話・出来事を見せる映画だが、「自分が若い頃に観ていれば印象変わったかも…」と思うような割と平凡なドラマ。
本作の監督バリー・レヴィンソンが自分の若かった頃を撮ったようなノスタルジックな映画。音楽も当時の曲が…。
監督のパーソナル青春映画の感。
当時のエピソードとして面白かったのは、電器屋でテレビを買いに来た客が「この映画はカラーのはずだが…」と言うと、店員が「これは白黒なんです」というエピソード。
その他、乗馬する女性が綺麗だったなぁ…。
「死ぬまでに観たい映画1001本」に選ばれている映画であり、雰囲気がある映画であるものの、自分にはピンと来なかった…(^^;
嫁、顔見せず
ボルチモアでオールディーズと言ったらJ・ウォーターズの存在を思い出す。
そんな50'sスタイルを楽しめるのはM・ロークの格好だけで他は基本的にダサくて特にK・ベーコンの田舎臭さは逸品!?
それぞれに問題を抱えてはいるが深刻に伝わってくる描写も控え目に適当に解決される感が。
本作の内容よりも流れる曲が最高でサントラあったら欲しいなぁ。
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