大統領の陰謀のレビュー・感想・評価
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末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。 ホ...
末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。
ホフマンとレッドフォードの名優2人の演技が小気味よい。私のようなアホには若干、いやかなり難しい話だが、真相究明にひた走る姿はテンポもよく飽きさせない。
それにしても政治って汚いですね。どこの世界も権力者ってそういうものか、あーやだやだ。
若い時に見たときは興奮したが、今見ると、ディープスロートや内輪の情...
ペンタゴン・ペーパーズの、続き。
以前何回も録画したけど、そのたびごとに消してました。
尺が長そうで。
でもあの時見ていたら、たぶんよくわからなかったかも。
メリル&トムの「ペンタゴン・ペーパーズ」とうまくつながってます。
ニクソン大統領の側近たちが、なぜあそこまで無言だったり、語った5分後には知らぬ存ぜずの態度を、かたくなにとったのか。
「ペンタゴン・ペーパーズ」で露呈したベトナム戦争の話で、揺らぐニクソン大統領再選のため。
で「ペンタゴン~」が編集主幹や社主の上層部メインだったのが、今作は記者視線から描かれているのが、味わい深いし。
ホフマンとレッドフォードが、粘り強い記者魂を瑞々しく演じてるのがいい。
タイプライター等の時代的アイテムもかっこいい。
サスペンス調がスリル満点でした。
2作とも編集主幹が共通登場人物で、同じ癖が出ているのを見つけました。ほほほ。
「ペンタゴン~」を見たら、ぜひこの作品も。
寝てしまった、、
記者のプライドを徹底したリアリズムでもって、映像化した映画がこの映...
1976年の作品とは思えない。
記者たちの取材の過程が興味深い
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
アメリカだけでなく世界に大きな影響を与えた有名な事件を追う新聞記者たちの活躍を描く社会派作品。
公開当時はまだ事件の余波冷めやらぬ時期で、早くも映画化ということで話題性という意味でも人々の関心を引いたのではないか。しかし現在になってしまうとそれは逆に作用していて、私のように事件のことはおぼろげながらに知っていても細かなことにまで知らなければ物語についていくのが大変。次々に出てくる人物の名前とそれらの人々の関係を追いかけるのは辛い。事件を目のあたりにした当時の人々にはぴったり、でもそれ以外の人々には物語を理解するには集中力と勉強も必要かもしれない。
面白いのは記者たちの取材の過程。次々に情報源を探したり、口の堅い彼らからどうやって口を割らせるのかとか、かき集めた断片的な情報から全体像を想像してさらにそこから新しい情報を集める。そのような彼らの活躍は実際の新聞記者たちの日常の取材を見ているようだし、夜討ち朝駆けで仕事に励み会社としての方針を上司として決めていく姿は臨場感がある。特に今のような設備もなく電話とワープロを使う当時の姿の描写を見ていると、こんなふうにやっていたんだなというのがわかる。
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