大統領の陰謀のレビュー・感想・評価
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もし、このふたりの記者がいなかったら、、、
ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンの真に迫った演技がカッコいい。
このふたりの記者がいなかったら、ウォーターゲード事件の真相は明らかにされなかったかもしれない。そう考えるとペンの力は偉大だ。
まずは二人の演技力
NHKBSのプレミアムシネマにて2度目の鑑賞。
2回目の方が、鮮烈な印象。
まず。主役2名の緊迫感のある演技が秀逸。
裏付け取る時の、やり方、例えば否定するな10数え終わる前に電話切れ、とか、
敏腕記者はすごいなと感じた。
こんな骨のある記者は今もいるのか、政府情報の垂れ流しなら誰でもできる。
魂込めた記事が読みたいね。
引き込まれる
生まれる前の事件で詳しいことは知らなかった。だが、二人の記者が証言者らから裏を取るために繰り広げる緊張感ある会話。記者たちの話を聴き客観的に判断したいく上司。いつの間にかに作品に引き込まれていた。
現代だとSNSや個人情報保護などから、ここまで会話に絞った作品には出来ないかと思う。そうした、現代との違いを比べるのも非常に面白かった。
アラン・J・パクラ監督作品の再鑑賞が楽しみになった
スピルバーグ監督の
「ペンタゴン・ペーパーズ」を観た時に、
トム・ハンクスの演じた編集主幹は
この作品のジェイソン・ロバーズが演じた
同一人物と知り、
そのベン・ブラッドリーに注目して
鑑賞を始めた。
ロバーズはこの作品で
アカデミー助演男優賞を受賞した位だから
名演技なのだろうが、
しかし、そんな比較の目論見も、
主人公二人のたたき込むような
緊張感溢れる場面の連続に、
そんな思いなど
すぐにどこかに飛んでいってしまった。
話の中で社主の名前が出て来た時に
メリル・ストリープの顔が浮かんだのは
ご愛嬌だったが、
しかし、「ペンタゴン…」に続いて
字幕に出てくるたくさんの名前の人物が
誰が誰やら分からないままに話は進む。
でも何とか想像を巡らせ、
それほど的外れでもないだろうとの
認識の中で、興味深く鑑賞が出来た。
今回の鑑賞で生じた最大の謎は、
冒頭のタイトルバックでの
主役の2人の扱いだった。
ディープ・スロートとの関係や
画面に登場している尺を考えると、
レッドフォードが一番目か、
せめて両名併記ではないのかと思ったが、
レッドフォードが制作に絡んでいる
と知って、
彼はホフマンを招く立場だったからだろう
と想像したが、どうだろうか。
さて、この映画では
ニクソン辞任への布石までを描くだけで、
辞任の結末までは
タイプライターだけで印象的に描いた。
それは、二人の濃密な取材行動だけに
徹した演出のためでもあり、
素晴らしい構成に思えた。
パクラ監督の「ソフィーの選択」は
私にとって絶対的に大切な作品だが、
あまり演出を意識することはなかった。
しかし、この作品を観て、
「ソフィー…」の監督力確認も含め、
改めて他のパクラ作品の再鑑賞が
楽しみになった。
記者生命をかけた執念の聞き込み
ウォーターゲートで政府関係者が逮捕された。ダスティンホフマン扮するワシントンポストカールバーンスタインは、ロバートレッドフォード扮するボブウッドワードとともに調べ始めた。勝負に出た記者生命をかけた執念の聞き込み。なかなか真に迫っていたね。
ウォーターゲート事件
ニクソン大統領を辞職に追い込んだ、ウォーターゲート事件を執拗に追い続け、スクープをモノにしたワシントン・ポストの記者二人が主人公(ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード)。
フェイクニュースが取り沙汰される現代、今は昔感が強い。
新聞記者になりたい! と思ってしまう映画。
大統領の陰謀を観て、「新聞記者ってカッコイイ!」と思った人は多いのではないだろうか。 かくいう私もその一人。 20代の頃、専門新聞の記者として働いたのは、学生時代に観たこの作品の印象が強烈だったからだ。
あの感動から40年。 BSで放送されたのを久しぶりに鑑賞。 実際の新聞記者が全然カッコよくないことを知っている私だが、やはり、主役の二人の仕事っぷりは羨ましいほどに輝いて見えた。 やり方次第では、カッコよくない仕事でもカッコよくなるのだ。 その点は、反省せねばなるまい。
作品の構成は、ウォーターゲート事件の調査報道の顛末を忠実に描いており、 記者二人の人物像やプライベートは一切省かれた作りになっている。 物語は、スクープを掴んだ若い記者二人の「主体性に満ちた行動」を追う形で進行する。 明確な目的へ向かって突き進む人間の姿は生理的に心地よく、観る者の意識を強力に惹きつける。 私が昔カッコイイ! と感じたのは、まさにこの部分である。 二人の記者の手記を元にして作られたということだが、ドキュメンタリータッチといってもいい脚本、そして監督の演出ともに、見事な出来栄えだ。
社会派ドラマの堅苦しさを感じないのは、前線で取材をする二人の記者が、ことさらに正義を主張したりしないからだろう。 二人は、ただひたすら仕事に没頭する若者という印象だ。 権力の腐敗を暴くジャーナリズムの使命感を象徴するのは、彼らをバックアップする編集主幹の上司。 「責任は俺が負う。お前らは何も心配せず思い切ってやれ!」と劇中で言ったわけではないが、まさにそんな理想の上司なのである。 この編集主幹役を演じたジェイソン・ロバーズは、アカデミー助演男優賞を受賞した。 演技の良さだけでなく、アメリカにおけるジャーナリズムの地位と価値が反映された評価という気がする。
アメリカは、多くの複雑で深刻な問題を抱えた国だが、自由と正義を守ろうとする意識も強く、善と悪を拮抗させるそのバランス力こそが国力の源泉なのではないかと思う。 だからこそ、こういう躍動感に満ちた作品が生まれるに違いない。
私も、そんなアメリカで新聞記者になっていたら、もっとカッコよくなっていたかもしれない。
いや、訂正する。
それはないだろう。
煩雑なシナリオ
ウォーターゲート事件や当時の米政権に明るくない自分からすると登場人物の多さについていくことができなくなり雰囲気のみ楽しむ映画になってしまった。
同様のマスコミ映画であれば「スポットライト」と比較してしまうが、初見の視聴者に対するわかりやすさとシナリオの巧妙さで大きく差が付いてしまう。
次々と人の名前が出てきてわからない。ついていくのが大変で事件のこと...
次々と人の名前が出てきてわからない。ついていくのが大変で事件のこともわからないのでつまらない。記者の事件に迫る緊迫感は伝わる。
カタカナの名前がいっぱい出てくる
次期大統領選のためニクソン大統領が対立する党に盗聴器をしかけようとしたウォーターゲート事件を暴こうと奮闘する記者たちの話。
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この映画が公開された時はウォーターゲート事件がかなり直近で話題になってた時らしいから何も知識がないと全く訳が分からない。
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普通に顔もわからないカタカナの名前の人が大量に出てくるから、誰やねんってなるし、あいつの仕業か!とか言われても全くピンと来ない。
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でもこの映画、事件を追うというより、インターネットのない時代、記者たちが地道に情報収集をしていくところを見る方が目玉なのかな。まぁ盛り上がりはあんま無いけど。
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図書館の貸出書を1枚1枚確認したり、関係者全員の家に訪問したり、かなり無駄が多い。今は便利な時代だね。
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最近の映画だったら『ペンタゴン・ペーパーズ』とか『記者たち』に似てる。『ペンタゴン・ペーパーズ』って確かウォーターゲート事件で最後終わった気がするから続きとしても見れる。
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邦題に微妙な悪意…
*日本のメディアは爪の垢を煎じて飲め。
*レッドフォードのボタンダウンがカッコいい。
*このコンビで若造役なんて贅沢すぎる。
*執念、度量、胆力、悪知恵で仕事します。
*バディと支えてくれる存在があれば最強。
*日本人が妙な勘違いを起こしそうな話。
*ジェイソン・ロバーズの老けてる感。
このなんとも言い難い「尻切れトンボ感」のある幕閉じが、70年代だなぁ、と思いました。
午前10時の映画祭。ビデオ鑑賞済み。
『全て大統領の臣下』という怖さ
二人の新聞記者が細い糸をたぐりながら、政府の大スキャンダルまで辿りつく過程がとても緻密に描かれ、民主主義国家でありながら大統領の権力の得体の知れない不気味さを感じます。とは言え、情報がほとんど矢継ぎ早のセリフだけなんでついていくのが結構キツイかも。主人公二人はもとより、編集主幹役のJ・ロバーズが圧倒的にカッコいいです。この役は、『ペンタゴン・ペーパーズ』で、トム・ハンクスが演じてましたね。
濃密な会話劇を渾身の演出で見せる。
ニューシネマからスターの座に駆け登ったロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンのダブル主演。
アラン・J・パクラの代表作。
緊迫の取材シーンが続くのだが、当時の電話での裏取り取材のシーンが新鮮だった。
編集会議で、若い二人の記者を守ると宣言する主査に感動。
会話中心の進展を飽きさせずみ見せる演出は素晴らしい。
午前10時の映画祭
(午前10時の映画祭 初見)
ワシントンポスト紙の熱心な記者2人の物語。
「ペンタゴンペーパーズ」の前の位置づけですね。
感想としては
・熱心に執拗に取材している姿を描いていて、そうしないと取材対象から情報は得られないんだろうけど、正直、うっとうしい。
・たばこプカプカ吸うのは時代なんだろうけど、気分が悪い。
・政権側の反撃が描かれていない。
・いきなり辞任なんだそりゃ。
全体的には竜頭蛇尾というかなんというか。
少しスピード感が早かった、、
キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャーから、この映画に辿り着きました。
内容はとても面白そうで期待していたのですが、自分の知識不足で若干内容把握が出来なかった部分が多かった。
もう一度勉強し直してから観ようと思う。
合わせてペンタゴンペーパーも観たいと思う。
末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。 ホ...
末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。
ホフマンとレッドフォードの名優2人の演技が小気味よい。私のようなアホには若干、いやかなり難しい話だが、真相究明にひた走る姿はテンポもよく飽きさせない。
それにしても政治って汚いですね。どこの世界も権力者ってそういうものか、あーやだやだ。
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