「美しい映像、微妙な脚本」レミーのおいしいレストラン tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい映像、微妙な脚本
『レミーのおいしいレストラン』(Ratatouille)
原題は物語の中で重要な役割を持つラタトゥイユとネズミ(RAT)をかけた
よく考えられたタイトルでそのままこっちでも良かったと思うんだけれど
分かりやすさから邦題もなかなか悪くない、がこういう時は副題にすべきだと思う
「Ratatouille ~レミーのおいしいレストラン~」とかね
料理が好きなネズミが料理が苦手なレストランのシェフと出会って代わりに料理をする物語
タイトルはよく考えられているが中身はそれほど面白くない
中途半端にリアルにする位ならいっその事魔法でもかけてネズミに喋らせたほうがいい
ネズミが料理できるくらい頭いいのに駆除しようとする人間とか破綻している
ネズミと人間の交流を描いた作品は「マウス・ハント」「スチュアート・リトル」があるが
「マウス・ハント」はネズミは一言も喋らない
「スチュアート・リトル」は喋れる
本作品は「ネズミ同士しゃべれるくせに人間とは意思疎通ができない」
「ペンなりなんなりで筆談でもすればいいのに!!」
見ている間中もうひとりの自分が頭のなかで叫びっぱなしである
コメントする