劇場公開日 2007年6月2日

「期待値が大きすぎた」大日本人 ChessistJiroさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0期待値が大きすぎた

2022年6月10日
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松本人志の作品は全て観ました。
これでわかったんです、世の中はあらゆる運によって成功するか否かが変わるんだと。
松本人志はお笑いで成功しました。
私はそのことを「松本人志ただ一人の才能のおかげだ」と思ってた時期もありました。
本人もそう思ってたんじゃないかしら?
でも違うんだなって年を重ねるごとに気づいたんです。
あらゆる運が重なって松本人志が大きなビジネスに繋がるように周りの協力もあったんだなって思います。
それはお笑いに関してはです。
松本人志のワードセンスは素晴らしいです。
でもそれはお笑いに関してはです。
それを面白がって出会った相方、放送作家、TV製作者などによって大きくなったんです。
金メダルを取ることができる競技者もしかりです。
本人が凄いのではなく、周りの環境のおかげが大きく占めてるんですよ。
本人もそらある程度は凄いんでしょうけど、もっと凄くてポテンシャルの高い人は世の中にゴロゴロいると思います。
ただ、それが世間に出てないだけ、ビジネスになってないだけだと思います。
閑話休題、つまり何が言いたいかって言うと、松本人志はたまたま運良くお笑いで成功した。
でもたまたま運悪く映画のセンスはなかったって話ですよ。

JiroGracie