パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのレビュー・感想・評価
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Drinkup me hearties YO-HO
見終わった後、頭が真っ白になってしまった。
かなり短かく感じた2時間40分で、これですべて終わったのだ、と感慨無量となった。
あまりの感動に言葉が出ない。
始めから最後の最後まで瞬きする瞬間でさえもったいないストーリー展開、主役から脇役までの登場人物それぞれの魅力、そしてハンス・ジマーの壮大な音楽。
特にエリザベスが海賊の群集に演説を行うシーンでは、力強い台詞と見事に雄大な音楽がシンクロしていて、僕の胸を力強く打った。
ジャックの出番が少ない、とこの作品を見る人は皆口をそろえていうが、それはそうだ。
もともと、呪われた海賊達のときからジャックはこの“物語”の主人公ではない。
いかなるときもさまざまな困難を乗り越えてきたウィルとエリザベス。
カリブの海賊はこの二人の為にあったようなものだ。
また、新キャラ、サオ・フェンがあまり活躍してないとの声もあるが、それはスター・ウォーズのボバ・フェットを考えると別に良いではないだろうか。
このシリーズはスター・ウォーズとかなり似ていると言われているが、そのスター・ウォーズも数々の作品をインスパイアしている。
つまり、名作はすべてインスパイアから生まれるのだ。
パイレーツ・オブ・カリビアンは、スター・ウォーズ、ロード・オブ・ザ・リングと並ぶ、映画史に永く語られるシリーズとなるだろう。
難しい。。。
いえっ、面白かったのです。
がっ、、、
「誰だっけ?」
「なんだっけ、あれ??」
っと、一緒に行った人と何度か会話をしてしまった位、複雑でした・・
前作までを再度見てから見ることをお勧めします。
小さな笑いを取れる部分がいっぱいあり、全般的に楽しめる映画だと思います。
最高級予算の大作なのにどこかケチくさい
クライマックスで海賊艦隊VS海軍の壮絶な大海戦が見られると思いワクワクしておったが・・・・そんなシーンはない。驚異のクラーケンも出ず、期待のカリプソ様も単なる前座でしかない。ジェフリー・ラッシュの怪演以外に『デッドマンズ・チェスト』以上に目新しいものが何一つ無いのだ。
話の内容もほとんど記憶に残らない。登場人物たちの狡猾な駆け引きもウンザリだし、ゲームみたいな死の世界の設定も馬鹿らしい。第1作は豪放磊落さが魅力だったのに。
また、過去2作を生き抜いたレギュラーたちが上手く活かされぬまま鬼籍には入っていくが、これには長期撮影スケジュールの苦しさを感じる。チョウ・ユンファもだが、彼は何でこんな情けない役を引き受けたのか。亜州影帝の名は返上せんといけません。
金がどんだけあっても凄い映画はできないものだ。
但し、BOOING確実のシュールな場面を入れたり、ハッピーエンドを避けてちょっとした余韻を後に残す、そんな超大作に似つかわしくない冒険心を個人的には評価したい。
う~ん
1作、2作を見て、1作目のジャックほうが好き~と、思った人は、3作目はもっとキツイかも。
1作目の役に対する意気込みというか、もっと大事に役を演じて欲しいというか、だんだん役に慣れてしまって、やりすぎな面が非常に嫌い。
ストーリーも詰め込みすぎなのか、1つ1つの謎がたいしたことなさ過ぎて、これだけ~みたいな。なんか終わっても煮え切らない感じがしました。
見るも無惨な空疎な作品
確かにジョニー・デップ扮するジャック・スパロウのキャラクターは魅力的だし(でも、3作目じゃさすがに飽きる)、バルボッサや“タコ人間”デイヴィー・ジョーンズなど、“美味しいキャラ”もたくさんいる……けれども、とにかく演出が下手なのが痛い。
次から次へとイベントが起きるストーリーも演出に抑揚がないし、あらゆる状況をほとんどセリフだけで説明されるので退屈で退屈で仕方ないのだ。当然、テンポも悪いので、ただでさえ長い2時間50分が余計に長く感じてしまう。 また、大した伏線もないまま次々と新事実を明かされても、よっぽど熱心なファンでもない限り、付いていくのは困難だろう。
もっともお金はかかっているので、洋上の大バトルシーンなど、見所もあるにはある……2〜3箇所くらい。。でも、キース・リチャーズの登場シーンは純粋にニヤニヤしちゃうかな。
でも、最大のマイナスポイントは、チョウ・ユンファをキャスティングしておきながら、彼にアクションを全くさせていない点。あれじゃあ飼い殺しもいいところ。とどのつまり、映画に登場するキャラクターに対する愛情が全く感じられないのだ。見た目は豪華なんだけどね。
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