「渋い大人のハードボイルド」ダーティハリー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
渋い大人のハードボイルド
派手なアクションシーンがテンコ盛りな訳では無く物語は地味に進んで行く。
刑事と犯人を半々に描き捕まりそうで捕まらず夜の暗いシーンも多めでラストはスカっとブチ殺す。
燻し銀な渋さ全開でイーストウッドにD・シーゲルと70年代のアメリカの埃っぽい感じが漂いノワール風味にサイコな雰囲気とタダのアクション映画としては括れない良さが満載。
サソリ野郎の人権を尊重しなければならず煮え切れない現状を全くブレない"不潔なハリー"が立ち向かういバスに飛び乗る勇姿が格好良い!
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