劇場公開日 1988年10月1日

「感情が盛り上がるシネマでした!」旅立ちの時 かばさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0感情が盛り上がるシネマでした!

2023年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

 容姿端麗、演技も上手、非の打ち所がない彼、リヴァー・フェニックスが、なぜ薬物に溺れたのか。凡人の私には理解できないが、悩みは深かったのだと思うしかない。生きていれば、本当にいい映画を見ることが増えていたと思うと残念でならない。「旅立ちの時」はラストシーンを頂点に随所に感動と考えを深めることのできる名作だと思う。
 彼女、マーサ・プリンプトンの部屋には、彼女の性格を表わすかのように、いろんなポスターが貼ってある。チャップリン、ボブマーリー、そしてジェームスディーンのポスターには、夭折した二人の名優の死が暗示されていて驚く。いい映画に出会えました。

かばさん