ケイゾク 映画 Beautiful Dreamerのレビュー・感想・評価
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ドラマ、特別編を視聴し今作視聴。
上記二つはかなり良かったが、今作の映画はうーーーん。といったのが、正直な感想。 中盤まではTRICK味を感じるものでそこそこ面白いのだが、アサクラが現れてからはかなり「?」といった感じ。結局よく分からないっ! 自分はSPECを全て観てるからなんとなく世界観が同じならまぁそーいうことかって納得出来るが(でも割と無理やり納得させた) これで完結はなんだがな、って。
黄泉の入り口が開く時
DVDで鑑賞。
「SPEC」がめちゃくちゃ好きなので、サーガの始まりである「ケイゾク」を観ないわけにはいきませんでした。
「SPEC」の劇場版と同じで、一見さんお断りなつくりになっていました。完全に観る人を選ぶ作品でした。
「あのぉ、犯人分かっちゃったんですけど…」といとも簡単に迷宮入り難事件を解決してしまう柴田と、いい加減ではあるけれども良き相棒刑事の真山、その凸凹コンビ振りは健在でめちゃくちゃ笑えましたが、連ドラ後半からのサイコ路線も健在なので、全編を覆い尽くす底知れぬ不気味さが何とも言えませんでした。水と油なアンバランス感がすごい…。
黄泉の国への扉があるとされる厄神島で発生した不思議な海難事故の調査から、孤島での連続殺人に発展していく展開は本格ミステリー風味でめちゃくちゃ好み(笑) しかし、単なるミステリーで終わらないのが醍醐味。謎解きが終われば黄泉の国が出現し、不穏な空気の密度が増して、「新世紀エヴァンゲリオン」的な精神世界へ突入していきました…。
柴田も真山もただならぬ雰囲気が溢れる幻想空間に誘われ、全ての元凶・朝倉との最終決戦が始まりました。生と死、罪と罰、強者と弱者、絶対的な存在とそうでない存在―シリーズを通して描かれて来た問い掛けとの壮絶な戦いでした。一筋縄では理解出来ない世界でした…。まさかこんな展開になろうとは、連ドラの第1話を観た時点では全く想像していませんでした。「SPEC」のときもそうでしたが…(笑)
手を変え品を変え、狡猾な手口を使ってふたりに挑戦してきたサイコキラー・朝倉。彼はSPECホルダーなんでしょうか…? 「SPEC」においてもはっきりとは明言されていませんし、どうなんでしょう? 「劇場版 SPEC~結~爻ノ篇」のラストにちらっと登場しましたが、精神だけの存在となってこの世界を漂っているんでしょうか? その謎が明かされないと、このサーガは終わってはいけないような気がします(笑)
20150606 Huluにて
Huluにてドラマ全話からのSPドラマからの映画まで一気に観ました。
SPECはリアルタイムで映画まで観ていたので、この映画は想像していたよりもすんなり受け入れることができたように思います。作品自体は今から16年も前ですが、今観ても面白い。当時では画期的な作品だったのかな、と思います。ただ、ドラマからの流れで観ていないと、映画だけでは感覚的にやっぱりのれないかな。全てドラマからの流れで補完する要素がこの映画、ということのように思えます。
篤郎かっこいい
ドラマが大好きで、映画も見に行った。デビッドリンチみたいでかっこいい!と興奮した記憶がある。それ以来で見返したところ、途中まで退屈で退屈で、前半のコメディ的なところがつらかった。見ていて途中で寝てしまい、後で続きを見たら、あの姉妹は一体何が目的で殺人行為をしていたのか意味が分からなくなった。特につよい恨みや何か動機があるようには思えなかった。しかもわざわざ謎にする必要もないように思えた。
そして、最も困ったのがドラマ版の続きのような、登場人物のトラウマ的な場面だった。すっかり忘れてしまっていて、さっぱり意味が分からなかった。なんとなく深刻な感じはすごくした。
当時の渡部篤郎のかっこよさったらたまらない。エンディングの中谷美紀の歌もかっこよかった。大河内奈々子のかわいらしさも凄かった。
ドラマとセットで見たら断然面白いのだろう。そのうち機会があったらまとめて見返してみたい。
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