「愛が溢れる名作」トイ・ストーリー2 hasegawaさんの映画レビュー(感想・評価)
愛が溢れる名作
アニメ映画史上初めての続編の成功例なのではないだろうか。最高。僕が思う素晴らしい続編のお手本となるような作品だった。1でとてもキャラクターに愛着を持たせ、2でそのキャラクターを掘り下げることによって、さらに愛おしくなる。
2は1や3に比べて微妙、印象に残らないなどの意見がある。それは間違いだ!とはっきりとは言えないですが、僕は2がかなり好きだ。理由は、良い続編であり、僕がトイストーリーシリーズで1番好きなシーンがあるから。そのシーンというのは、腕のちぎれたウッディを修理するシーン。そのシーンは音楽から細かいアニメーション、カメラ割りなど全てが大好きだ。
僕も小さい頃はアンディと同じようにオモチャを振り回して遊んでいた。ウルトラマン、仮面ライダーなど遊んでいたオモチャは凄く記憶に残っている。だが、オモチャ達との別れは覚えているかと聞かれると答えはNO、ヒーロー達との別れは全くもって覚えていない。大きくなるにつれてオモチャの存在を忘れてしまう。オモチャは忘れない、でも人間は忘れてしまう。この映画でとてもとても実感した。そして映画が終わった時こう思った。
「もっと大切にしてあげれば良かったな」
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