「実話のサクセスストーリー」遠い空の向こうに Mさんの映画レビュー(感想・評価)
実話のサクセスストーリー
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ソ連のロケット「スプートニク」打ち上げに心打たれ、仲間と試行錯誤を重ね、ロケットを飛ばす。
父親との確執もあるが、所々で父親の愛情が見え隠れし、重すぎない。
周りの大人たちも、彼らと共にワクワクしながら真剣に付き合ってくれ、その協力の輪が広がっていく様子が心温まる。
何より、彼らをずっと信じ、そっと後押ししてくれる担任のライリー先生がステキ!ラストシーンで、病気のライリー先生に捧げるミス•ライリー号打ち上げには、スッと涙がこぼれてしまった。
途中、ロケットによる山火事疑惑で逮捕されたり、父親が炭鉱での事故で仕事復帰できないかもしれないことになったりと、諦めざるを得ない状況になるが、ライリー先生の言葉で再び前を向き、苦手な数学を克服して、山火事疑惑を見事払拭する流れは、テンポも良く、非常にスカッとした!
最終的に、父の協力もあり、科学コンテストで優勝し、奨学金を手に入れ大学へ。これが、実話だなんて。。。素晴らしい。
父が炭坑夫として誇りを持って地下に潜るのに対し、主人公も、父と同様に誇りを持って空を目指す対比も、心を打たれるポイント。
将来、子どもにも観せたい作品。
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