「最後まで続くモノローグが倒叙ミステリーをリード」ヴァージン・スーサイズ ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで続くモノローグが倒叙ミステリーをリード
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中々に興味深く面白い映画でした。
衝撃のオープニング。悲劇的な序盤。
最後まで続くモノローグが、倒叙ミステリーをリードしていきます。
主役の五姉妹の末っ子を演じたハンナ・ホールがとても魅力的。序盤で退場した後の不在感が、映画全体の雰囲気に最後まで影響を与えていました。
その末っ子セシリアと四女ラックス以外の三人は、名前こそあれ、非常に記号的に描いているのが面白いです。原作の描き方も気になりますね。
描写されていながら直接的には説明がされないシーンも多くて、謎の多い魅力的な映画です。
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