「理解できないのに印象に残る」ヴァージン・スーサイズ だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
理解できないのに印象に残る
クリックして本文を読む
昔VHSで観た時、おしゃれで媚のない印象は得たが、話の筋はよく理解できなかった、ヴァージンスーサイズを、2023年に映画館で観た41さい女子の感想です。
字幕翻訳がいとしの松浦美奈さまだった。
次女メアリーが、クリミナルマインドのJJとして近年私の中でおなじみになったA.J.クックなのが、再鑑賞の動機の一つ。わっかいJJに会えてよかった。
音楽が、VHSで観た頃は知らなかったけど、2023年の今は知っている名曲がたくさんあって、嬉しかった。
アリーマイラブ好きでもあるので、HOW CAN YOU MEND A BROKEN HEART / AL GREENと、ALONE AGAIN (NATURALLY) / GILBERT O'SULLIVAN がかかってとても興奮した。
SO FAR AWAY / CAROLE KINGも好きな曲。
ジョシュハートネットの髪型がおかしくって笑えた。
姉妹がなんで自殺したかが読み取れたらいいなと思って観たけど、その点は説明する気がないことがわかった。姉妹の内面は描かないから。これは絶対に意図的。
説明しようとすればできるかもしれないけど、自分(たち)以外に内的世界を見せてなるものかという、作り手の意図じゃないかな。元少女として、そこはわかる。陳腐な大人たちに、女の子を性欲の捌け口&男同士の絆作りの道具にする(元)男の子たちに、わたしの何がわかるの?あんたたちなんかに絶対知った顔なんてされたくない。だから絶対教えない。そういう気持ちなのかなぁって思った。
ラックスが編み物してた。ラックスのお部屋がかわいかった。
コメントする