アナザヘヴンのレビュー・感想・評価
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最近の邦画より楽しめる
こうして今観ると、今世紀初めはまだ日本にも全盛期の映画作りのノウハウが少し残っていたことを感じる。しっかりとおもしろい。ジャンル映画としては、最近の邦画のそれより楽しめるのではないか。
筋は「ヒドゥン」その他のSFの流用で目新しさはないが、料理をする設定はよかった。捜査員が現場のアパートの部屋から次々にまろび出て、ゲーゲーやるシーンは素晴らしい。
江口洋介が松雪泰子の顔面を拳で殴りまくるシーンもよかった。もう終わりかと思ったらそこからさらに何発も殴るとか、今ではちょっとできない演出。
最後はしっかり爆発炎上させて締めるし、お見事。
原作読んでから観ました/主題歌目当てで観てきました
この映画はLUNA SEAの「gravity」という曲が主題歌なのですが、楽曲後半部分の歌詞に
"このまま 君だけは ぬれないで ずっと"
というフレーズがありまして、
映画を見たあとだとこの部分は深くささります。
2000年の匂いを感じる
悪意の雨
"日曜洋画劇場特別企画" で鑑賞。
原作は未読です。
放送当時は小学3年生。今振り返るとこんなにエグい映画をよくもまぁ平気で観ていたなと思いました。プライムタイムに放送していたと云うのもすごいですが…
当時抱いた感想を思い出すと、ラストに真犯人であるパラサイト的アメーバが出現するシーンが印象に残っています。耳から入ろうとするアメーバを倒そうと、原田芳雄が火達磨になるのも衝撃的でした。それ以外だと、松雪泰子が殴り過ぎでボロボロになった血まみれの拳で、不気味な笑いを浮かべながら襲い掛かって来る場面もかなり怖かったです。
[追記(2020/10/25)]
久しぶりに観て。なかなか面白かったです。地上波放送では観られなかった脳みそシチューの気色悪さが堪りません(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2004/03/21:日曜洋画劇場特別企画
2020/10/25:Hulu
※修正(2024/01/12)
シチューの売れ行きが悪くなりそうな・・・そんなホラーの予感がした...
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