劇場公開日 2000年5月27日

「ブロコビッチ本人がウェイトレス姿で登場」エリン・ブロコビッチ うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ブロコビッチ本人がウェイトレス姿で登場

2021年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ダイナーに子供を連れ行き、自分は空腹なのに食事をしないシーン。
雰囲気のある整った顔立ちの細身のウエイトレスがどうやらエリン・ブロコビッチ本人らしく、さすがミス・ウィチタだなと納得しました。

彼女の出自や、不幸な身の上、生きていくためになんでもやるバイタリティ、支える献身的なパートナーの存在など、不可欠な要素を丁寧に描写してあるのですが、特に前半部分が冗長で、話の起伏が乏しく退屈でした。

学はないのに、仕事に対する矜持を失わず、情熱をもって周囲を説得していく姿は、これまでのジュリア・ロバーツが演じてきたキャラクターを大きく飛躍するものでしょう。

自身のボスをタヌキ親父と罵るシーンなんか、生き生きと演じていて、お互いの役者魂がバチバチ火花を飛ばしているかのような掛け合いです。

楽しめました。

2016.7.4

うそつきカモメ