劇場公開日 2000年8月5日

「気持ちが分かる」リプリー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5気持ちが分かる

2018年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

高校の頃に観た時は認めたくなかったけど、トム・リプリーの気持ちが分かるから、この作品が好きなのだなと再確認。
憧れて、認められたくて、自分を一番に思って欲しくて、その人になりたい。
トム・リプリーはその行動が行き過ぎたけど、ずっと誰かに対して抱いてた感情と一緒だなと思った。
映画はだいたい三部構成になってるのかな?と思う。リプリーがジュードロウに出会い憧れ行動を起こし、その結果がもたらすリプリーの辻褄合わせ、パルトロウの疑いとお父さん弁護士の登場から結末。
リプリーがどんどん大胆に攻めこそ最大の防御なりと言わんばかりにギリギリの?行き当たりバッタリに攻めて行く様が面白い。

そして、ジュード・ロウの色気が凄い。

奥嶋ひろまさ