劇場公開日 1986年8月23日

「森田監督ととんねるずのよく分かりませんでした」そろばんずく 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

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1.0森田監督ととんねるずのよく分かりませんでした

近大さん
2018年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

故・森田芳光監督は日本映画界を代表する名匠だ。
でも時々、一般人にはよく分からないような異才ぶりを見せる事がある。
名作『家族ゲーム』だってあの独特の作風や演出が苦手な人は少なくない筈。正直、自分もそちらの方…。
本作も然り。

新人広告マンを通して、広告代理店の熾烈なクライアント獲得競争を描いたコメディ。
普通にやればサクセス・ストーリーなお仕事ムービーになるのだが、まあ普通には撮らない。
カメラ目線、ドアップ…撮り方や編集まで何もかも異色の演出。
登場人物らもクセの集まり。(小林薫、怪演!)
“新人類”など当時の流行や若者文化、人気絶頂だったとんねるずを主演に起用…時代色を巧みに取り入れた敏感さや意欲は買うが…

映画の撮り方なんて人それぞれ。
どんなに実験的な手法になろうともシュールな異色作になろうとも、それは監督のアートだ。
でも、大前提として映画は娯楽だ。面白くなければならない。
人によっては全てが堪らない作品なのだろうが、自分にはまるでそれが感じられなかった。
シュール、異色、独特、実験的、才気…それらを通り越して、単なる怪作。

いい思いをしたのは、本作の共演がきっかけで結婚した木梨と安田成美の二人だけかもしれない…。

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近大
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