シュレック3のレビュー・感想・評価
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メインヴィランに昇格したチャーミングとの決着。
フィオナの親戚のアーサー(未来のアーサー王)がかわいい感じの男の子だったのでびっくりしました。シュレックに似たリアルタッチで主人公が美少年と名高い同社の作品「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」の息吹を感じました。
あと、1作目で有名プリンセスの白雪姫やシンデレラと同じ候補に出たフィオナが即決ではなく時間が無い中で甲乙つけがたい中で選んだり、
今作では当時ディズニーにはいなかった髪長姫(ラプンツェル)がチャーミング派閥だったりとか、
ディズニーを皮肉る中でもバランス感覚を感じるように思えました。
(「妖精のゴッドマザー」概念もシンデレラなど特定の作品ではなく色んな場所にある概念らしいので…)
今作は2007年、ディズニーにラプンツェルが登場するのは2010年だそうです。ただそれを踏まえてないと「えっ、髪長姫本当に悪役!?二重スパイとかじゃないの!?」ってなるかもしれませんね
これはたぶん事前に出てた画像で髪長姫も集合している画像を見てたのも大きいかもしれません、映画外をあげてのミスリード!
あと何気に「カエルの王子様」も先取ってましたね…!(プリンセスと魔法のキス)
Far Far Away国版ハイスクール(だけ)は面白い
シュレック&フィオナのキャラクターにもう新味はなく、ドンキー&猫もニコイチで活躍も減り魅力減になった。悪役が再々々登場のプリンス・チャーミングではクライマックスも盛り上がらず、新たな売りであるプリンセス5とやらも妙にリアルな顔が怖くて笑いを誘わず。ティンバーレイクの王子も…どんなキャラクターか忘れた。
細かすぎるパロディに彩られた笑いは見ている時こそ面白いが、数日後にはもう心にも残らない。それでも『1』には情緒があり、『2』にはパワーがあった。本作は脚本が平凡なのか、これというものが無い。退屈を感じ眠かった…というか中盤少し寝た。
クリエイティヴで、物語で勝負するピクサーは偉い。土俵が違うと承知しながらもそう思わずにおれない。
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