「この映画は、やばい」黒い家 tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は、やばい
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この作品を通して自分のことをお話しさせていただく前に。
この映画は正直申し上げますと【劇薬】です。こどもは試聴を必ず、お願いですから控えてください。
後悔します。経験者なので…泣
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〜軽いあらすじ〜
人の気持ちや痛みがわからない、(正確には、幼少期の本当の親による胸が悪くなるような行いにより、分からなくなったと想像)心がまるまる無い女性の、保険金○人事件のお話を、淡々と眺めるだけの映画です。
この、淡々とした女性の様がとても生々しくて恐ろしいです。
時折差し込まれる全画面黄色や緑色、臓器、不快な機械のような音が不気味で不快になります。
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こども時代、片っ端から日本の怖い映画を借りて観た中で、分からないまま今日まできた映画の一つ。
あの頃の私は、ストーカーや、サイコパス。反社会性パーソナリティ障害。ストリップ。性具。そして惨殺遺体というものを全く知りませんでした。当たり前ですね、こどもだったので…汗
心の中に、重油、ペンキ、あらゆる汚物を注ぎ込まれ、見えない洗濯機の中でガンガンに回されたような衝撃を受けたのを覚えています。
前後左右、上下斜めと、あらゆる方向にもみくちゃに引っ張られ押し込められたかのような暴力的な衝撃でした。
あの頃は、「R指定」なんてものがなかったので、こどもも平気で、こういった作品を観ることが出来たんですね。恐ろしい…
大人になってから、ようやく全貌を理解しながら視聴できたことは良かったです。
この映画は、やばい。
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