「007・ミーツ・ウェスタン‼️」ワイルド・ワイルド・ウエスト 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
007・ミーツ・ウェスタン‼️
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1869年、南軍の残党を追跡していた陸軍情報部員のウィル・スミスと、連邦捜査官のケビン・クラインが手を組み、元南軍の科学者ケネス・ブラナーを追う・・・‼️19世紀なのにハイテクを使う悪人と、早撃ちのスミスと変装名人のクラインが戦うというレトロ・フィーチャーな世界観‼️私はそういう世界観が大好きなんですが、この作品は全く面白くない‼️まず主人公二人のキャラがちっとも立ってないし、繰り出されるベタなギャグがとてつもなく寒い‼️バリー・ソネンフェルド監督の演出も自信がないと言うか、この手のジャンルに対しての迷いが感じられる‼️それよりはブラナー演じる下半身が無く、全身鋼鉄の改造人間で、4本足が伸びる機械じかけの下半身のラブレス博士の方が、変態チックで断然魅力的‼️まるでジュール・ヴェルヌの悪党バージョンみたいにガジェットを次々と繰り出し、極めつけは巨大なスパイダータンク‼️背中の煙突からモクモク蒸気の煙を出しながらの8足歩行で、西部の荒野を歩く姿はこれぞSFウェスタン‼️ただそんな魅力的な要素もうまく活かされていない凡作になってしまった‼️ウーン、残念‼️ちなみにウィル・スミスは今作に出演するため「マトリックス」のオファーを蹴り、後年、タランティーノ監督の傑作西部劇「ジャンゴ」のオファーを断り、「アフター・アース」に出演してる‼️やっぱり俳優にとって一番大事なのは出演作品を見極める眼力だよなぁ‼️
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