「That's a man's head... ガジェットが楽しい西部劇」ワイルド・ワイルド・ウエスト アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
That's a man's head... ガジェットが楽しい西部劇
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ウィル・スミスとバリー・ソネンフェルド監督という「メン・イン・ブラック」をヒットさせたコンビが、分かりやすく二匹目のドジョウを狙った西部劇です。まぁ、ドジョウはいなかったですね。
その年のゴールデン・ラズベリー賞を五部門で獲得した本作ですが、意外と面白かったんですよね。個人的に変なガジェットがいっぱいでる映画って好きなんですよね~。微妙にガジェット活かせてなかった感はありましたけど。
何より問題はギャグをことごとく外している所ではないでしょうか?アメリカの子供が好きそうなギャグなのですが、最初っから娼館が出てくるので親としては子供には見せたくないでしょう。そういったチグハグさが低評価に繋がっていると思われます。
とはいえ若く勢いがあった頃のウィル・スミスはカッコいいですし、ケヴィン・クラインにせよ、ケネス・ブラナーにせよ、キャラクター作りはバッチリでした。それだけにストーリーが付いてきていないのが勿体ないなぁっなんて思ってしまう訳です。
良くも悪くもコミック的で軽~く観れるので、あまり物事を考えたくない時にゆる~く観るには最適かもしれません。
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