ハイロー・カントリーのレビュー・感想・評価
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感動しなかったです...
パトリシア・アークェットは確かに大人の魅力がありましたが、色気以外に惹かれる理由がいまいちわからず、ピンと来ない話だったなぁ。
ポーカーで大勝ちし、負けた方はショック死する場面があるんですが、私なんかはハートが弱いので、それでもタフに生きるウディ・ハレルソンの役柄に憧れを持ったりしました。
主人公は「強引な賭けだったかな」と後から少しずつ様子がおかしくなる姿が伺えますが、それでも相手のおじさんだってポーカー好きなわけで、要は日頃の態度が問題だったのでしょう。
弟を殴りつけて説教する場面は最悪の結果になってしまいますが正論と思えますけどね。
・色気出す女は男を虜にする性分なのか
・リーダーとはいえ強引なやり方は良くないと伝えたかったのか
何せ、そうなるまでの経緯が不明に思えたので引き込まれにくい映画だった。何が伝えたかったのか私は不明でしたね。
もっと暴力的だったり、もっと色気振りまいたり...もっと破天荒の方がわかりやすかった気もする。所々で半端な優しさがあってイライラする。
ジャケットの文
「世界の果てにあった。胸に響く本物の愛と友情」
とてもじゃないがそうは思えない。ジョセファかわいそうじゃん。
そして、大自然が味わえると思ったけど、残念ながら画質もイマイチ。
(全体的な印象)
・ビッグボーイ...強引だが正義感ある
・ピート...おいしい立ち位置
・ジョセファ...いい人は報われない
・モナ...悪女
私の印象です(苦笑)
果たして違う街で再会したのだろうか。。。
ちなみに、ベルリン国際映画祭銀熊 [最優秀監督賞]受賞。この手の賞って個人的に当てにならない。気に入る確率が低いなぁ~。。
四角関係
冒頭の乗馬シーンでは西部劇かと勘違いしそうだった。儲けるためには牛を飼うことだ。カウボーイ魂がまだ健在!といった雰囲気のニューメキシコ州なのだ。好きだったモナはもはや人妻。ジョセファ(ペネロペ・クルス)がラテン系の魅力でピートにせまる。ビッグボーイがピートに恋人を紹介するが、それはなんとモナだった。人妻なのに・・・
仕事のほうでは、ジムエドの執拗な雇用申し出を断り、フーヴァー・ヤングの共同経営の話に乗ってしまう。ビッグボーイは不倫の上に、ポーカーでジムエドの手下を死に至らしめたため、ますます相手側を怒らせてしまう。
しかし、ジムエドやモナの夫との確執はなおざりになって、ドロドロの四角関係の恋愛模様が中心となっていった。それでも4人それぞれの心理描写が上手く、飽きずに観られた。特に、酔った勢いでピートがモナを犯した事件に関してはずっとしこりになって残る。
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