「リュック・ベッソンらしい」ジャンヌ・ダルク までぃーさんの映画レビュー(感想・評価)
リュック・ベッソンらしい
リュック・ベッソンらしい、戦闘や時代背景よりジャンヌそのものの「人物」に焦点を当てている映画。
統合失調的な、「悪魔的に"何か"を信じている」ジャンヌを描いているだけで、熱心なカトリック信者という、わけではない。
英雄的なジャンヌダルクしか知らなかったのでこの映画を見るまでジャンヌの諸説について初めて知った映画だった。
キリストをも清々しく否定するホフマン演じるマント男がいい味を出している。
戦闘は映画的な迫力や見ごたえはないけど(ベッソンだし)、中世ならリアルなんじゃないのと思えるので◯。
ジャンヌの狂気っぷりを演じるミラの「素じゃないの??」と思える演技もとても良かった。勝手な妄想vだが、本人と多少似た性格だと思う笑。あと可愛い。
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